この記事で解決できるお悩み
- RSIってなに?
- RSIの使い方を知りたい
- RSIを効果的に使ってFXを有利に進めるには?
こんな悩みを解決できる記事です。
この記事で解説する『RSIの効果的な使い方』を理解すれば、テクニカル分析初心者でもエントリーポイントを見つけられますよ。
なぜなら、私もRSIを使い始めたことで、エントリーの根拠を強く持てるようになったからです。
それでは以下で『5分で理解!RSIの基礎知識とFX攻略のための効果的な使い方』について紹介しますね。
※今すぐにRSIを利用して取引をしたい方は、『RSIを利用しやすいFX会社2社』をご覧ください。
RSIとは?
RSIは、買われすぎ・売られすぎの指標となるオシレーター系のインジケーターの一つです。
数値として確認することが出来るため、初心者にもわかりやすく人気があります。
買われすぎ・売られすぎがわかるようになると、逆張りに強くなるため、トレードに幅が広がりますよ。
RSIの見方
RSIは、チャートが上に行くほど買われすぎ、下になるほど売られすぎと見ます。
目安としては、70%を超えていれば買われすぎているので、下落に反転する可能性が高い。
30%を下回っていれば、売られすぎているので上昇に反転する可能性があると判断できます。
RSIの計算式
RSI数値の計算式は以下の通りです。
RSIの計算式
N日間の値上がり幅 ÷(N日間の値上がり幅+値下がり幅)×100
たとえば、過去14日間の値上がり幅の合計が100pip、値下がり幅の合計が25pipsだったとします。
その場合、14日RSIは100÷(100+25)×100=80で、80%です。
RSIの期間設定
RSIは、期間設定も重要です。
期間とは、上記計算式の「N日間」の事です。
一般的なRSIの設定期間は、14日間とされていますが、その他には9日も使われたりします。
期間設定を大きくしすぎたり、小さくしすぎたりすると、為替チャートとの連動性が悪くなり、参考にならないので注意してくださいね!
【FX】RSIで読み取る!3つのシグナル
RSIを使って相場分析をすることで読み取れる3つのシグナルがあります。
順番に解説しますね。
RSIの3つのシグナル
- 相場の過熱感を読み取る
- トレンド転換サイン「ダイバージェンス」
- トレンド継続サイン「リバーサル」
シグナル1:相場の過熱感を読み取る
RSIが示す最も基本的なシグナルは、相場の過熱感です。
相場が過熱するというのは、通貨が買われすぎ・売られすぎていることを意味します。
過熱感がわかるということは、つまり相場が反転すること事前に察知できるということですね。
レンジ相場で加熱し、強いトレンドに変わった場合は大きな利益を見込めますよ。
シグナル2:トレンド転換サイン「ダイバージェンス」
ダイバージェンスは、トレンドが転換するサインの一つです。
RSIは基本的に為替相場と同じ動きをします。
上昇トレンド | 下降トレンド | |
---|---|---|
為替 | 上向き | 下向き |
RSI | 上向き | 下向き |
ですが時々、相場とは真逆の動きをすることがあります。
上昇トレンド | 下降トレンド | |
---|---|---|
為替 | 上向き | 下向き |
RSI | 下向き | 上向き |
この現象を「ダイバージェンス」といい、トレンドが転換する可能性を示唆します。
シグナル3:トレンド継続サイン「リバーサル」
「ダイバージェンス」とは逆に、トレンドが続くことを示すサインが「リバーサル」です。
為替相場では、上昇トレンド中に一時的に下落してもすぐに上昇し、上昇トレンドが続くことはよく起こります。
リバーサルは、転換してからもトレンドは続くのかどうかを見ることが出来ますよ!
「隠れダイバーシティ」とも呼ばれる「リバーサル」には、上昇トレンド、下降トレンドそれぞれで見ることが出来ますので解説しますね。
1:上昇トレンド中のリバーサル
上昇トレンド中に現れるリバーサルについて説明しますね。
基本的に上昇トレンド中は安値が切り上がっていきます。
通常RSIも同じ動きをするのですが、図のように、安値が切り下がることがあります。
これがリバーサルで、この現象が起こった際には上昇トレンドが継続するサインですよ。
2:下降トレンド中のリバーサル
下降トレンド中はこお真逆です。
通常高値が切り下がる下降トレンドでは、RSIでも高値が切り下がります。
もしRSIで高値が切りあがる現象が発生すれば、下降トレンドが継続する、という見方ができますよ!
【FX】RSIの効果的な使い方!オススメの手法は逆張り
RSIでテクニカル分析をするなら、オススメの手法は逆張りです。
なぜならRSIは、トレンドの転換点の予測に優れているからですね。
相場の過熱感と、ダイバージェンスが起こっていないかをチェックすることで、逆張りでのエントリーがしやすくなりますよ。
RSIを使った分析におすすめのFX会社2社
RSIを使った分析をするのにおすすめのFX会社を2社紹介しますね。
RSI分析におすすめのFX会社
- 高機能チャートMT4が使える外貨ex byGMO
- インジケーターにもトレンドラインが引けるDMMFX
高機能チャートMT4が使える外貨ex byGMO
高機能チャートMT4が利用できる外貨ex byGMOはRSI分析にオススメです。
MT4では、インジケーターにもトレンドラインを引くことが出来ます。
トレンドラインによって視覚的にも判断しやすくなりますよ!
ただし、注文機能は無く、分析のみとなりますのでご注意くださいね。
インジケーターにもトレンドラインが引けるDMMFX
自前のツールでインジケーターにトレンドラインがひけるDMMFXもオススメですよ!
多くのFX会社のツールでは、トレンドラインはチャートにしか引けません。
そんな中、インジケーターにも引けるDMMはRSI分析にはぴったりですよね!
ツール自体も使いやすく高性能なので、ぜひ一度お試しください!
RSIと組み合わせるのにおすすめのFXインジケーター
テクニカル分析では、インジケーターを一つに絞るよりも組み合わせて使う方が根拠が強くなります。
RSIと組み合わせて使いたいインジケーターを3つ紹介しますね。
組み合わせにおすすめのインジケーター
- ボリンジャーバンド
- ストキャスティクス
- RCI
インジケーター1:ボリンジャーバンド
一つ目のおすすめは、ボリンジャーバンドです。
その理由は、RSIの弱点である「ダマシの多さ」を解消してくれるからです!
ボリンジャーバンドの見方
1.バンドが、±3σにタッチすると高確率で反発(転換)
2.「エクスパンション」と呼ばれるバンドの広がりは、強いトレンドのサイン
ボリンジャーバンドでは、トレンドの転換点、強いトレンドを読み取ることが出来ます。
RSIとの組み合わせで、順張りにも逆張りにも対応できますね!
インジケーター2:ストキャスティクス
2つ目のオススメは、ストキャスティクスです。
RSIと同様に、相場の過熱感を図るインジケーターですよ。
RSIとの大きな違いは、線がKラインとDラインの2本あることですね。
2本の線によってゴールデンクロス、デッドクロスが形成され、売買ポイントを見極められますよ。
ワンポイントメモ
・ゴールデンクロス・・・KラインがDラインを下から上へ抜けた → 買いシグナル
・デッドクロス・・・KラインがDラインを上から下へ抜けた → 売りシグナル
インジケーター2:RCI
おすすめインジケーター3つ目は、RCIです。
RCIは、時間と価格の相関関係を表したインジケーターです。
具体的な使い方としては、上記の図のように、RCIが上がり始めたら「買い」下がり始めたら「売り」。
逆に、RCIが下がり始めたら「売り」、上がり始めたら「買い」と判断出来ますよ。
ただし、RCIはトレンド相場での順張りに強いインジケーターで、レンジ相場ではダマシになることもあります。
【FX】 RSIを使って分析する際の注意点2つ
FXで、RSIを使って相場分析をする際には、注意点しなければいけない点が2つあります。
ここで解説しますので、実戦の際には参考にしてみてくださいね。
RSIを使う際の注意点
- ダマシの発生に注意
- 一つの時間足だけを見ない
注意点1:ダマシの発生に注意
トレンド転換のサインを見つけやすいRSIですが、サイン通りにいかない「ダマシ」が発生することもあります。
トレンドの勢いが強すぎる場合、ダイバージェンス(転換のサイン)が出ていたとしても飲み込まれてしまうことがあるのです。
ダマシを回避するには、複数のインジケーターを組み合わせて使うことで、根拠を強めることが可能ですよ。
とはいえ、100%転換するわけではないので注意しておきましょうね。
注意点2:一つの時間足だけを見ない
FXでは、下位足は上位足に従うのが基本です。
つまり、5時間足で上昇していても、1日足で下降しているには、下降トレンドと見るべきです。
RSIを含めたインジケーターでも同様で、下位足のみで見ていてもうまくサインが出ません。
必ず、より上位の足も確認するようにしましょうね。
FXはRSIを有効に使って攻略しよう!
上記で紹介した『RSIの効果的な使い方』を実践していただくと、RSIの使い方で悩むことは一切なくなり、FX取引を有利に進められますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
この記事のおさらい
- RSIはトレンドの反転に強いインジケーター
- RSIをつかった効果的な手法は逆張り
- ただしダマシもあるのでインジケーターを組み合わせて使う
RSI分析におすすめのFX会社
- 高機能チャートMT4が使える外貨ex byGMO
- インジケーターにもトレンドラインが引けるDMMFX
テクニカル分析は、最初は難しく感じるかもしれません。
FXを攻略していくには欠かせないスキルなので、RSIでテクニカル分析を始めてみませんか?
初心者にもおすすめのインジケーターをまとめて勉強しておきましょう!
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