ここではそんな悩みを解決する「勝てない仕組みと3つの攻略法」について紹介します
FXで勝てない、全世界のトレーダーにとっての永遠の課題というべき問題ですが、FXを始めたばかりの時は特にこのことで悩みますよね。
例えば
- タイミングがうまくつかめない
- エントリー時の予想と逆に動いてしまう
- 根拠がなくエントリーをしている
- トレンドラインが引けない
- レバレッジをかけすぎ
- ポジションを常に持っていたい「ポジポジ病」
上記は、FXで勝てない人の多い悩みでしょう。
しかし、そもそもFXを始めたばかりの方は、相場でやってはいけないこと、やるべきではないこと、逆にこうするべきだという知識がありません。
ですから初心者が出来ることは、難しい問題を模索するよりも以下のような知識の貯蓄が重要です。
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- 長年細々とトレードを続けているような方のトレードを真似ること
- 自分のトレードを毎日記録すること
「FX 勝てない」で調べてきた方の中で焦っている方は、落ち着いて最後まで読んでいってください。
ここでは、継続的にFXで勝っているトレーダーの特徴と、負けてしまう理由、損を減らす方法を紹介します。
読み終わった後に、自分に合った方法を見つけてくださいね。
FXで勝てる人の割合は1割?‐知恵袋は本当?
極論をいうと、100%勝てることはありません!
なんて思うかもしれませんが、今稼いでいるトレーダーも負けたことがないトレーダーはほとんどいないでしょう。
実は、「勝ってやる!」という思いが強すぎるほど、心が乱れ、エントリーしなくていい時にしてしまい、失敗してしまったりします。
FXはギャンブルではなく投資ですから、「結果的に勝つ」という心がけがもっとも重要なのです。
知恵袋やトレーダーのブログでは「勝者1割、敗者9割」と言われ、莫大な利益を上げている人はほんのごくわずか、1%前後だと書かれています。
しかし、実際に「とくダネ!」で放送され話題になりましたが、FXは主婦でも月に200万円稼げる投資法です。
年々FXをやる方は増えていますが、ギャンブル感覚でやる方が多く、真剣に勝とうと取り組まない方が多いことからこの結果をもたらしていると思います。
また、真剣にやってるのにうまくいかない方は、無意識の癖とメンタルの使い方がうまくできないことがほとんどの原因です。
この記事はなるべく早くFXで勝てるようになるためのお手伝いだと思ってお読みください
「とくダネ!動画」話題の1日16万円稼ぐ主婦
感覚だけでトレードしている
FX初心者が、まず最初につまずくポイントと言えるでしょうか。
などなど、根拠もない値ごろ感と直感でエントリーし、その結果大きな損失につながった~!なんてこと、ありませんか?
上手にトレードするには、しっかりとした根拠をもって、ベストタイミングでエントリーするべきであり、なぜそこでエントリーしたのか、どういう理由でそこから予想通りに動くと考えたのかを、人に自信を持って説明出来るレベルでなければFXで勝てません。
そのために必要なのが、分析の基本、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析になります。
これらの知識と分析力がしっかりあるからこそ、人に自信を持って言える、エントリーの説明ができるトレードができるわけですね。
しっかりしたテクニカルの根拠を持ちながら、「ここは押し目だからとか、戻り売り狙えたから」など、それを人に表示して納得行く説明ができるようなトレードをするように心がけましょう。
また、そうすることで損失が出た場合も迅速な判断・対応ができますし、利益が乗れば最大限に伸ばすこともできます。
ポイント
- 人に説明できる根拠の明確さが大切
- テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析・自分の分析
自分のテクニカル分析を持っていない
自分が取ったポジションを人に説明出来るような分析力を身につけることが、勝つためには重要と説明しました。
これは人によって様々な考えがあると思いますが、いちばん大事なのは自分で何度も試してみて、自分と相性の良いテクニカル指標を自分のテクニカル分析として身につけていくことです。
FXで勝てる人は勝てない人と違い、しっかりした自分のスタイルを持っています。
あれもこれもと色々なテクニカル指標に惑わされたり、莫大な情報量に左右されることなく、一貫して同じスタイルを貫き通しています。
例えば
- トレンドラインの押し目買い(おしめを狙って買うこと)
- 水平レジスタンス・サポートラインの反発を狙ったエントリー
- トレンドを抜けたあとのエントリー など
※押し目・・・少々トレンドにある相場が一時的に下がったとき(あるいは上昇の勢いが緩んだとき)
ポイント
「自分はこういうスタイルだ!」と自分のトレードルールを作って実行出来るかが重要と言えるでしょう。
そのためには、何度もトレードを試し、良かった時のトレードを日記のようにつけることが大切です。
相場の流れに乗れず、チャートが読めない
FXで重要なことは、「しっかりと相場の流れに乗る」ことです。
しかし初心者の頃は、相場の流れというのがなかなか掴みづらいんですよね。
大きな流れが出ているのに、「目先だけの感覚的な判断で流れとは逆にエントリーしてしまった!」などは、誰もが最初のうちはよくやるパターンですが、相場の世界で生き抜いている人というのは、大きな流れを無視したエントリーは絶対にしません。
木を見ずに森を見るってやつですかね?
その流れの判断するツールとして必要なものが、自身が使うテクニカル分析やファンダメンタルズ分析なのですが、流れがあるということは当然のことながら、流れの方に買う人(売る人)の数のほうが多い状態です。
それとは逆に動くことを予想してエントリーすることは、多額の資金を動かす凄腕の相場師であってもリスクがあって難しいでしょう。
ただ、FXを始めたばかりの勝てない期間のエントリーで、だんだんと正しいエントリーポイントを身体で覚えていきます。
つまり、あまり実感をしていないと思いますが、損をする体験をしながら、技術が少しずつ高まっているのです。
チャートが逆に動く理由
100%動く方向を予測することは不可能です。
しかし、何度もチャートがエントリー時の予想と逆に動いて勝てないのは、根拠が薄い段階で取引しているからではないでしょうか。
といっても、FX初心者は特に、どう見たらいいのかわからないと思います。
ですから、以下3点にあてはまる取引をしていないか?確認してみてください。
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- 上がるか下がるかよく分からない、はっきりしない場合でのエントリー(レンジ相場)
- 勝敗がついていない場面でのエントリー(売り側もしくは買う側の勝敗がはっきりとついていない場合、つまり「ローソク足が確定せず、完全に抜けきっていない場合」)
- 自信がない・不安な状態でのエントリー
相場を読み取るための改善方法
あなたの予想が外れ、逆に動いてしまうのは、ズバリ、チャートを読み取る力が不足しているからです。
具体的には、同じ値幅を行ったり来たりしている横ばいのチャート「レンジ相場」でのエントリーはオススメしません。
この場合、陽線・陰線が代わる代わる出ている感じになっており、陽線と陰線、どちらの線にも優位性を感じることができないからです。
また、陽線がでるのか、陰線がでるのか、上がるのか、下がるのか、全く予想ができない相場でのエントリーもFX初心者には難しいです。
このような場面でエントリーしてしまうと、予想が外れて、逆に動くことが多いので注意が必要です。
一方で、上もしくは下へ勢いよく動いている「トレンド」と言われる相場なら、予想がつきやすいです。
〈チャートを読み取るとは〉
- 今はトレンド相場なのか、レンジ相場なのか
- 注目ポイント(前回安値/高値・移動平均線/ボリンジャーバンドとの接点など)との距離
- 00ポイント(ドル円・ポンド円・ユーロ円の場合、たとえば、110.00、111.00というように、下一桁/二桁が00になる箇所は、非常に注目されるポイントになりやすい。抜けにくく、抜ければ、一気に、動く可能性が高い)
- 小さな時間足(5分、15分、30分、1時間)だけでなく、大きな時間足(4時間、日足)もチェックしているか
- ロウソク足の状況(長さ、陽線・陰線、ヒゲ)
うまくいきやすい場合
特に、トレード経験が1年未満の初心者は、チャートを過去に見た総閲覧時間が少ないので、過去の記憶から推測することができずに、チャートを読み取ることがうまくできず、勝てないことが多々あります。
しかし、FX初心者でも相場の流れに乗りやすい時があります。
以下の4つの場面では、比較的予想が当たりやすいです。
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- 陽線が多く、陰線は少ない
- 陽線に勢いのある相場
- 売り側もしくは買う側の勝敗がはっきりとついたあと(ローソク足が確定し、完全に抜けきったあと)
- 明らかに、上昇する、もしくは、下降するであろうと自信をもって、トレードできる場面
繰り返し、長期間、チャートを見ていると、
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- 「今は、トレードするタイミングであるのか?それとも、まだ、待つべきか?」
- 「現状は、上がるか?下がるか?上がりも下がりもしないのか?」
- 「どこのポイントに達したら、エントリーすべきか?」
- 「どこのポイントに達したら、利食いすべきか?」
- 「どこのポイントに達したら、損切りすべきか?」
というのがわかるようになります。
ポイント
負けの悪循環から脱出するためには、「あなたが行っているトレード手法」を学習・復習して理解し、さらに実践できるようにしましょう!
レバレッジをかけすぎている
レバレッジをかけすぎていると、常に相場が気になってしまうと思いませんか?
実はこれは、FXで勝てない原因になってしまいます。
最大の25倍をかけていた時は強制決済(ロスカット)の危険も上がりますし、ギャンブル感覚になってハラハラ落ち着かなくなってしまいます。
不安に思っている時の相場は違うものに見えてしまいます。
情緒不安定になってしまう証拠金の持ち方は絶対にしないように注意しましょう。
注意ポイント
FXに慣れるまでは、2~3倍程度の低レバレッジで取引するようにしましょう。
ポジポジ病
FX初心者によくありがちな「ポジポジ病」をご存じですか?
このポジポジ病とは、「いつでもどこでもエントリーしたくてしょうがない」、もしくは「エントリーしなければいけないんじゃないか」という気持ちになって、無駄なエントリーをしてしまうことです。
流れを把握してその流れに乗ることが、相場から退場させられないコツであることは説明しましたが、残念なことにいつでもそういう状況とは限りません。
また一旦押し目を作るために戻りが入るとか、相場に目立った動きのない、調整といわれる局面もあります。
そんな相場に動きのない地合いでうっかりエントリーしてしまうと、全く予想だにしなかった動きが出て損失を膨らませてしまい、結果FXで勝てないきっかけにもなります。
ですから「しっかりと根拠のあるポイントまで待ってからエントリーする」、これが長年トレーダー生活を続けている方々全てに共通する奥義です。
いつでもどんな時でも好き放題トレードしているわけではなく、いい地合い、ここぞというチャンスを見計らってポジションを取りにいっているんですね。
注意ポイント
- FXはポジションを取るばかりがトレードではない!
- 静かに相場を見守り続ける時間こそが、利益を生み出す1クリックに繋がるのである!
自動売買が役立つ
ポジポジ病で悩んでいる人にオススメなのが、自動売買です。
自動売買システム(システムトレード)なら、システムが24時間いつでもあなたの代わりに取引してくれます。
ですから、ポジションをずっと持ってしまう心配も、取引するタイミングで悩むこともありません。
システムトレードといっても、初心者向けから中上級者向けまで様々なタイプがあります。
以下をぜひ参考にしてください。
【自動売買でオススメなFX会社】
極論、FXで勝てない原因は「メンタル」と「相場観の無知さ」!
人間は、イライラしたり、不安でそわそわしたり、感情に影響されてしまう生き物です。
しかし、FXでは感情の安定しないときにトレードするのは危険でしかありません。
実際、ソワソワしてしまい、冷静な判断ができない時に勝てると思いますか?一喜一憂しているうちは、勝てない確率の方が高くなってしまうでしょう。
FXで勝つときは、その感情をコントロールでき、冷静な時でしょう。
言い換えれば、自分に自信がある状態なので、「ここで上がる!」と思ったポイントでチャートに乗れたりするのです!
実はこの自信のある状態は、経験からくる根拠から成り立っていることがほとんどです。
そこで必要なのが、「相場観」なのですが、FX初心者にとっては難しくて当たり前です。
しかし、毎日のトレードを記録し、分析することで、「このトレンドの時は上がってたな。」など、感覚と思いきや根拠があり、ストレスなくトレードできるようになります。
また、デモトレードを利用すれば、実際の資金を使わずにトレード経験を積むことができます。
デモトレードが使えるFX会社の中では、初心者にやさしい外為オンラインがオススメです。
「FXで勝てない仕組み」‐重要な3つを習慣化!
FXで勝つために知っておかないといけない重要な仕組みが以下の3つです。
重要な仕組み
-
損切り
- 含み損が生じている場合に、見切り売りして損失額を確定すること。
-
エントリー
- ポジション(持ち高)を持ち、「買い」または「売り」トレードを開始すること。
-
利食い
- ポジションを決済して、利益を確定させる取引のこと。
- 例)値上がりしたときに売って利益を得る「利食い売り」と、カラ売りして値下がりした際に買い戻し差益を得る「利食い買い」
これらの行為をするときに、普段慣れないことですから、不安になり、損も大きくなってしまったりします。
どんなに優れたトレーダーでも、100%勝ち続けられることはありえません。
しかし、しっかりと利益を積み上げて資金を増やしていけるのは、負けたときに躊躇なく迅速に損切りができるからです。
損失を絶対に出したくないと思っている初心者に「損切り」という行為は難易度が高いことだと思いますが、損切りする癖をつけましょう。
自分の思った方向と違う動きをした場合は、すぐに損切りする。この行動を事務的に行えるようになるまでは、絶対に勝てないと思ってください。
迅速に損切りを行うためには、エントリー前から念入りな相場分析が重要になってきます。
ポイント
「損切り・エントリー・利食い」を習慣化
- 「ここでエントリーした場合、ここまで行ったら損切りする!」と明確な根拠を持って、ポジションを取りにいくようにしましょう!
FX会社を変えてみる
FXで勝てない場合、使っているシステムが自分に合わない場合も考えられます。
実際に、プロのFXトレーダーでも3、4個の会社をうまく使い分けている方が多いです。
など、自分のトレード方法にあった会社を使うようにしましょう。
FX勝てない原因と対策のまとめ
対策まとめ
- 感覚でトレードしない
- 自分なりのテクニカル分析を持つ
- 毎日トレード日記をつける
- チャートを読む力をつける
- 根拠のない取引はしない
- 一喜一憂しないで「冷静に」
- レバレッジをかけすぎない
- 無駄にポジションを持つ「ポジポジ病」をやめる
- 慣れないFXの仕組みを習慣化>する
- 相場観に慣れる
- 余裕のある資金で取引する
FXは博打だと表現されることもありますが、博打にするもしないもトレーダー次第なのではないかと思います。
損失をあらかじめ許容し、「ここまでの損失なら予定内」と言えるようなエントリーを心がけてみてくださいね!
...と11個まとめましたが、FXに慣れてないうちはなかなか難しい考え方もあると思いますし、違いを知ったからといって明日からすぐ実行出来るほど簡単ではないことばかりだと思います。
しかし先に挙げた考え方や行動が出来なければ、FXで勝つことなんか出来ません。
FXで勝ち続けている人の考え方やトレード方法を参考にしながら、FXで生き残れる精神力と相場観を養っていきましょう!
この記事があなたがFXで勝つことに役立つと嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。