この記事で解決できる悩み
- 長期運用をしたいんだけどどうしようかな?
- FXの長期運用ではどうしたら利益が出せるの?
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「FXの長期運用」を理解すれば、投資初心者でもFXで長期の利益の積み上げができます。
なぜなら私もこの方法で、長期運用がなかなか上手くいかないという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「FX長期運用の基礎知識と選ぶべき理由3つ」について紹介します。
そもそもFX長期運用とは?
FXの長期運用とは、2つの通貨の金利差から生まれる「スワップポイント」による運用方法です。
低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うと、長期的にポジションを保有するほどスワップポイントが積み上がります。
いかに高金利のポジションを持ち越すのかが重要で、為替レートの動きでロスカットされない資金管理を要求されます。
FX長期運用の基礎知識2つ
FXの長期運用を習得するためには、意味と利益になる仕組みを理解しなければいけません。
なぜなら、理解するのにも基礎は必要になるからです。
知っておくべき基礎知識2つ
- スワップ金利とは?
- 長期運用の利益が出る仕組み
では以下で、初心者が知っておきたい基礎知識2つを説明します。
スワップ金利とは?
スワップ金利とは、2国間の金利差から得られる利益のことです。
具体的には、FX会社が提示している各通貨の金利の差額から算出します。
通貨の金利はその国の政策金利で決まっており、通貨ペアでどちらの通貨が相対的に高金利であるのかは常に変動しています。
長期運用の利益が出る仕組み
スワップ金利で利益を出すFXの長期運用は、その利息の再投資がキーになります。
なぜなら、利息を元本に組み入れる複利運用は、単利運用よりも早く資金が増えていくからです。
可能な限り高金利の通貨と、相対的に低金利の通貨を選ぶと、有利なスワップ金利の儲かる仕組みが完成します。
FX長期運用を選ぶべき理由3つ
FXの長期運用は、銀行の外貨預金と比較するとそのメリットを理解できます。
なぜなら、外貨預金とFXどちらがメリットがあるかなんて明確だからです。
なぜ外貨預金よりも優れているのか理由3つを、初心者向けに説明します。
長期運用を選ぶべき3つの理由
- 手数料が安い
- 払い出しがいつでも可能
- 資金効率の良さ
理由1:手数料が安い
手数料の安さは、長期運用を成功させる要因の1つです。
FXで取引すれば、メガバンクなどの大手銀行の外貨預金で預けるより10倍以上もお得になります。
ネットバンクの外貨預金は、FXに比べて明らかに金利が低く、手数料で値下げした分を他で回収している構図です。
長期運用の仕組みでは、やはりFXが優秀といえます。
外貨預金と比較した場合
実際にFXと外貨預金の手数料を比較すると、どのくらい安いのかが一目瞭然です。
下記の外貨預金のデータはメガバンクのネット取引を参考にしており、店頭窓口の手数料に比べて1/10安くなっています。
FXのほうが圧倒的に低コストです。
外貨預金の場合(三菱UFJ銀行参考)
- 米ドル:25銭
- ユーロ:25銭
- 英ポンド:50銭
FXの場合(SBI FXトレード参考)
- 米ドル:0.27銭
- ユーロ:0.49銭
- 英ポンド:0.99銭
理由2:払い出しがいつでも可能
FXは市場休み以外なら24時間注文可能なので、危ないと思ったらいつでも決済して払い戻せます。
外貨預金の長期運用は1年以上の定期預金のため、為替リスクが高まっても日本円に戻すのが困難です。
満期の前に解約したら低い金利になる外貨預金に比べて、FXはどのタイミングでも払い出し可能で、日本円の資産価値の減少を抑えられます。
理由3:資金効率の良さ
最大25倍のレバレッジによる資金効率の良さも、FXを選ぶべき理由です。
FX口座の証拠金を担保にして1万円なら25万円まで借りられるので、25万円分のスワップポイントを営業日になるたびに受け取れます。
自己資金よりも大きなポジションを持てるため、売買を成功させたときの差益にも期待値が上がるのです。
FX長期運用を成功させる3ステップ
FXの長期運用で安定した利益を出すためには3つのステップがあります。
以下の説明を参考にしながら、自分がどうしたら成功させられるのかを考えてみましょう。
step
1FXの長期運用はSBI FXトレードで取引
step
2FX長期運用におすすめの高金利通貨
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3時間分散投資による長期運用
では以下で、成功させるための3ステップについて紹介します!
ステップ1:FXの長期運用はSBI FXトレードで取引
SBI FXトレードは、少額取引が可能なので、これからFXで長期運用をする人におすすめです!
細かくポジションを持つと、より有利なレートで入り直せます。
受け取るスワップポイントは、長期のスイングトレードで大きな利益になる高水準です。
値崩れしにくい米ドルから注目のトルコリラまで、どの通貨にも嬉しいスワップ金利があります。
ステップ2:FX長期運用におすすめの高金利通貨
長期運用では、スワップ金利で差がつきます。
以下で、FXの長期トレードにおすすめの通貨3つを個別に解説します。
おすすめの高金利通貨3つ
- 豪ドル/円
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
おすすめ通貨1:豪ドル/円
豪ドルは、先進国の高金利通貨として有名です。
2019年に金利が約1.5%まで落ち込んだものの、政治が安定していて為替リスクが少ない通貨になっているので、初心者にはおすすめできます。
オーストラリアは欧米とのつながりが強い親日国で、周囲を海に囲まれている立地から国際情勢に巻き込まれにくい特徴があります。
なので、ファンダメンタルズ分析で値動きを読みやすい点もメリットです。
おすすめ通貨2:トルコリラ/円
トルコリラは、国内のFX会社が新しく導入した高金利通貨です。
トルコ共和国が政策金利をどんどん上げた結果、2019年で14%の驚異的な数字を誇っています。
低レバレッジの状態を維持すれば、口座開設をした直後の初心者でもスワップポイントを積み上げられるのです。
注意点は中東と欧州のトラブルにすぐ巻き込まれる点で、国内の情勢も不安定になっています。
金利の上昇はインフレ対策のため、今後のトルコリラの価値には要注意です。
おすすめ通貨3:南アフリカランド/円
アフリカ大陸の一大拠点である南アフリカ共和国は、投資先として有望です。
南アフリカランドは2019年に約7%の高金利通貨で、経済が不安定でもスワップポイント狙いで運用する価値があります。
部族同士の対立や紛争が日常的なアフリカで近代化に成功した発展途上国のため、為替差益を狙った長期運用にも向いています。
イギリスなどの西洋諸国と関係があるので、今後もアフリカの中心的な国になる可能性が高いです。
ステップ3:時間分散投資による長期運用
長期運用をする際には、高金利通貨の値下がりによるリスクの軽減が求められます。
なぜなら、高値でつかまされてしまうと、一気に大損してしまうからです。
購入する時間をずらす投資方法で、平均購入単価を下げましょう。
一定の間隔で購入する時間分散投資は、ルールを守っている限り、初心者でも有利に高金利通貨を買えます。
FX長期運用する際の注意点2つ
FXの長期運用にはリスクが多いので、以下で長期運用する際の注意点2つを説明します。
具体的にどんな点に気をつければいいのかがわかれば、選択肢があるうちに決断できます。
長期運用の注意点2つ
- 政策金利に注意
- チャートは毎日確認
では最後に以下で、長期運用する際の注意点2つについて紹介します。
注意点1:政策金利に注意
スワップポイントの根拠である政策金利は、それぞれの国の経済状況で変化します。
相対的に高金利の通貨を買うのはもちろん、自分が所有している通貨の政策金利や、その国の情勢と公式発表にも気を配りましょう。
FX会社によってスワップ金利が違うので、同じ通貨を買う場合でもより多くのスワップポイントをもらえるところが有利です。
注意点2:チャートは毎日確認
長期のポジション保有でも、チャートは毎日確認する必要があります。
なぜなら、FXでは想定外の値動きがよく発生するからです。
証拠金維持率のチェックの意味でも、こまめにFX口座にログインしましょう。
専用のチャートでは、最新の投資情報もまとめて確認できます。
FX長期運用で地道に稼ごう!
上記で紹介した「FXの長期運用を成功させるための3ステップ」を実践すると、今後は長期運用のやり方で悩むことはなくなります。
ではこの記事のまとめを紹介します。
この記事のまとめ
- FXの長期運用は外貨預金よりも低コストで有利
- FXは高金利通貨のスワップポイントの受け取りで儲かる
- 満期がないFXはいつでも日本円で出金可能
長期運用におすすめのFX会社
スワップポイントが高く少額取引が可能なSBI FXトレード
長期運用は知識さえつければ、FXの長期運用で利益を出せるようになります。
ただし、長期運用にもリスクがあるため、無理をせず少しずつポジションを増やしましょう。
「長期運用で成功する方法」が理解できたら、次は「デイトレード手法で勝つための5つのコツ」の記事を読んでみましょう。
自分にあった取引方法を探すには、まずその取引方法がどんなものなのか知る必要があります。
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