外貨両替の相場は、お互いの国の信用によって、勝手に上がったり下がったりします。
相場が上下すると交換する通貨の価格差が利益になり、結論、外貨両替を上手に使えば稼げちゃうのです。
この記事では、外貨両替でお得な方法や注意点、各外貨両替の手数料を説明します。
外貨両替で、FX取引がベストな理由
- 外貨両替で、手数料が日本最大98%も安く抑えられる!
- 交換貨幣の価格差益で儲けられる!
「外貨両替」とは?
単純に、手元にある円を他の国の通貨にすることです。
厳密には円じゃなくても良く、2つの国の通貨の両替のことを、外貨両替と言います。
なぜ外貨両替するかというと、アメリカやヨーロッパ諸国でのメイン通貨は、日本円ではありませんので、海外旅行の際は必ず旅行先の国の通貨を用意しなければなりません。
最近はクレジットカード決済が当たり前になってきたので、さほど大金を両替する機会も大分減ってきましたが、それでも細かいお金やチップ用に最低限の現金は必要です。
海外旅行に行ったことがある方もない方も考えてみて欲しいのですが、毎日ニュースで言っている「1ドル=何円」とは、なぜ変動するのでしょうか?
それは、国の信用が大きく関わってきます。
為替相場の変動=信用の変動
為替相場が変動する理由は、経済的な要因や政治的要因などが挙げられます。
例えば、好景気な国の通貨ほど強くなる傾向があります。
好景気の国には、さまざまな新しい市場の発展や事業の拡大などに対する、海外からの投資資金の流入が期待され、それに伴い通貨が買われることが考えられます。
また、金利の上昇も為替相場に影響を与えます。
金利は高い方が資産運用の面で魅力が増すので、金利が上がると通貨が買われやすくなります。
景気以外にも株価動向や貿易収支などの経済指標が為替に影響を与えます。
上記は一部の例ですが、日々の経済活動の影響を受け、為替相場は動いています。
つまり、為替相場の変動とは、国の信用の変動そのものなのです。
分かりやすく言うと、「あなたの大切な財産をどこに預けたいか」です。
例えば、A国は「普通預金の金利が高い」、「政権が安定していない」、「紛争地域である」などを考え、その国の通貨が「欲しいかどうか」です。
「信用」と言っても、国のトップが変わることや、打ち出された経済政策、政治的な決定、国を代表する企業の動向など様々です。
信用に影響することは非常に多岐にわたり、それが複雑に絡み合って相場に反映されるのです。
主要通貨ペアのリアルタイムレート
外貨両替別の手数料
【外貨両替の方法】
- 空港での両替
- 銀行での両替
- 金券ショップでの両替
- ネット両替サービス
- FX口座
【同じ日に1000ドルを両替した場合の各方法の手数料比較表】(2018年6月現在)
外貨両替方法 | 1ドルを買うときの交換レート |
---|---|
みずほ銀行 | 108.51円 |
みずほ銀行(空港支店) | 108.21円 |
三井住友銀行 | 108.47円 |
三菱東京UFJ銀行 | 108.30円 |
金券ショップ | 107.57円 |
Travelex | 108.22円 |
GPA外貨両替(空港) | 107.97円 |
クレジットカード支払い(VISAカード) | 107.20円 |
クレジットカードキャッシング(VISAカード) | 108.79円 |
外貨両替ドルユーロ(銀行振込) | 107.51円 |
外貨両替ドルユーロ(代金引換) | 108.21円 |
マネーパートナーズ(別口座への振込) | 106.19円 |
マネーパートナーズ(空港受取) | 106.69円 |
コストが1番安いところがいい場合、FXが圧倒的にオススメです。
中でも、マネーパートナーズの外貨両替・空港取引サービスが圧倒的に安く済みます。
外貨預金とFXの比較
両替比較 | マネーパートナーズ | 外貨ex byGMO | 空港両替所 | 銀行 |
1ドルの両替手数料 | ±20pips(銭) | 1,500円(1件につき) | 3円 | 2円80銭 |
1,000ドル両替時 の手数料 |
20円 | 1,500円(1件につき) | 3,000円 | 2,800円 |
交換レート | 新規約定レート | 新規約定レート | 来店時レート | 来店時レート |
受付時間 | 24時間 | 24時間 | 両替所の 取扱時間内 |
銀行の 取扱時間内 |
FXの中でも、マネーパートナーズは、外貨両替できる人気のサイトです。
※銀行受取の場合には、各銀行で外貨受取手数料が別途かかるので、お気を付けください。
FXで外貨両替するには、FX口座開設が必要ですが、無料で開設でき、外貨両替の手数料も非常に低いので、持っておいた方がお得です。
また、外貨ex byGMOも外貨両替に力を入れてるのでオススメです。
以下で詳しく紹介します。
FXで空港受取サービスがあるのはマネパだけ!
外貨両替で有名なマネーパートナーズを紹介します。
FX会社の場合、両替手数料事態はもともと安いのですが、「FX会社の口座→銀行口座→引出」という手順で外貨を受け取ることになり、銀行送金にかかる手数料が結構かかってしまいます。
しかし、マネーパートナーズの外貨両替・空港取引サービスは、銀行口座を介さないことで全体にかかる手数料をかなり安くしています。
例えば、1,000ドルの場合、3,000円も安く抑えられます。
こんな人にオススメ
- 現金を手に入れるまで時間がある(口座開設が完成するまでの期間:最短翌日~約1週間)
- 大きい額を両替したいので、手数料は最安がいい
- 外貨両替を頻繁にする予定がある
上記に当てはまる方は、マネーパートナーズを使って絶対外貨両替した方が絶対にお得です。
マネーパートナーズとは?
マネーパートナーズとは、オンラインFX口座です。
FXと聞くと、少し怖いというイメージがあるかもしれません。
しかし、両替をする為だけの口座として割り切って使ってみると、かなり便利なツールです。
FXは無料で口座が開設でき、外貨両替の手数料が安く済み、為替差益で稼げる、Wでお得な方法です。
後ほどFXについても説明しますが、まずは先ほど比較したマネーパートナーズ・外貨ex byGMOについて紹介します。
マネーパートナーズがオススメな理由8点
- 両替手数料が最大98%OFF(米ドルの場合は93%お得)
- FX口座開設料金が無料
- 外貨両替手数料がたったの0.2円で1番安い!米ドル:約2,300円お得、ポンド:約6,500円お得、すべて最安値
- 6通貨の外貨両替が可能:米ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、韓国ウォン、中国元
- 5分もあればFX口座開設可能
- 24時間好きなタイミングで外貨両替ができる
- 簡単にレートが確認できるので、有利なレートの時にあらかじめ両替できる
- 両替した外貨を現金で、手数料たった500円で4つの主要空港で受取可能:羽田空港・成田空港・関西国際空港・中部国際空港
銀行の1/7以下の手数料!
マネーパートナーズを利用すると、どれだけお得なのかを計算してみました。
*両替額:1,000通貨(1,000ドル)=10万円分 の場合
【大手銀行の場合】
手数料は大体3円ほどなので、以下の計算になります。
見出し
1,000通貨 × 3.0円=3,000円
つまり、約3,000円の手数料がかかります。
【金券ショップの場合】
手数料は、銀行よりも0.5~0.8円ほど安いので、ここでは仮に2.5円とします。
見出し
1,000通貨 × 2.5円=2,500円
約2,500円の手数料がかかります。
【FX、マネーパートナーズの場合】
手数料は±20pips(銭)なので、ここでは0.2円で計算します。
見出し
1,000通貨 × 0.2円=200円
約200円の手数料がかかります。
銀行の手数料の1/15以下、金券ショップの手数料の1/12以下で収まります。
この金額に、空港受け取り500円を足しても700円で、銀行手数料の1/4で済みます。
マネーパートナーズの口座開設方法
FXの口座開設は5分ほどで出来て、最短翌日から1週間くらいで取引可能になります。
申し込み完了後、本人確認書類(身分証のコピー)を、メール/FAX/郵便で送付する必要があります。
できるだけ早く口座開設したい方は、メールがオススメです。
そして口座開設完了後、書類が送付されてきます。
この書類には、ログインに必要なIDとパスワードが書かれているので、そちらを使ってまずはマネーパートナーズにログインしましょう。
これでFX口座を使った外貨両替ができます。
マネーパートナーズでの両替方法2つ
- ログイン
- サイト左にある「旧WEB取引画面(両替)」をクリックします。
- 「口座照会・両替>外貨両替」を選択
- 注意事項を確認し、問題なければ「次へ(外貨両替手続き画面へ)」
- 両替に利用する通貨を「支払い通貨/受け取り通貨」2つとも選択
- 金額は「支払い通貨/受け取り通貨」のどちらかに入力
- 両替完了
※支払い通貨と受け取り通貨を選択できるのですが、金額にはどちらか一方のみ入力して下さい。
金額入力の注意
例えば、アメリカドルで2,000ドル欲しい場合は、支払いの本通貨をJPY(日本円)に、受け取り通貨をUSD(アメリカドル)にして、右側に2000と入力します。 100通貨単位の取引なので、端数が出ないように注意して下さい。(2500なら大丈夫ですが、2550や2505は不可。)
【空港での受取方法】
- 専用振込口座情報でマネーパートナーズへ入金
- マネーパートナーズ内で両替を行う
- 外貨を空港で現金受け取りor両替した外貨を登録した外貨出金口座へ振替or現地で現金で引き出す
外貨ex byGMOで現受けもお得‐FX経験者にオススメ
外貨ex byGMOでもお得に外貨両替することができます。
マネーパートナーズと似ていますが、外貨ex byGMOの場合は、現受けというサービスを使います。
現受けとは、FXにおいて、買いポジションを持っている外貨を差金決済するのではなく、外貨でそのまま引き出すことを言います。
また、外貨両替に必要な期間までに持った「ポジション」を外貨両替として現受けすることができる方法です。
すでにFXで取引したことがある方や、これから口座開設をするFX初心者の方、両方簡単にできます。
外貨ex byGMOの簡単な現受け手順
- 外貨ex byGMOで口座を開設
- ホームページにログインして入金
- 円を外貨に交換(現受)する
- 外貨の出金依頼
- 外貨が受け取れる口座に振り込む
「外貨両替交換所」とFXの違いは?
FXは「Foreign Exchange」の略で、「外貨両替」そのものですが、実際に外貨両替をしているのではなく、先物取引の対象として外貨両替を選択しているに過ぎません。
まず、2つの一番の違いは、交換した通貨が手に入るかどうかです。
海外旅行に行く際に、いくらFX取引を行っても、手元にドルやユーロは手に入りません。
FX取引の場合は、買いと売りがセットで、初めてプラスマイナスが確定します。
売り→買いの時もありますが、セットでしかありません。
つまり日本円をドルに、そのドルをユーロに、というのは、FXではできず、FXで円をドルをはさんで違う通貨にしたい場合、「通貨ペア」と言って、2つの通貨を選んで、売り買いセットを行っていくだけです。
次に、外貨両替交換所は、実際に外貨の受け渡しがあるので、手数料がかかります。
手数料が無料というところもありますが、売値と買値の値に既に含まれています。
FXの時も、多くの会社がこのレートに手数料を含んでいるシステムを採用しています。
そして、この売値と買値の差を「スプレッド」と言います。
FX取引会社で国内最狭スプレッドとして、多くの会社が採用している水準は、米ドル/円の場合で0.03円(30銭)ですが、これに対して外貨両替交換所では、1円以上の手数料が多く見られます。
ちなみに交換所は銀行のほか、銀行が開いている出張所、旅行代理店などで外貨両替可能です。
銀行は営業時間が限られていますが、土日祝や夜まで開いているところは、もちろんそれだけ手数料が高く設定されています。
「外貨両替交換所」とFXの違い
- 交換した通貨が手に入るかどうか
- ドルを介してほかの通貨にできるかどうか
- 手数料の違い
- FXは24時間!でも追加手数料がかからない
では肝心な問題、FXって大丈夫なの?‐2点押さえればOK!
FX関係のブログやまとめサイトを読んでいる方だと、FXは「全財産溶かすもの」や「勝てないもの」というイメージが先行しがちです。
結論から言うと、初心者の9割が負けてしまう理由は、ルールや仕組みの理解不足、つまり準備不足がほとんどです。
ですが、FXの取引がすごく複雑かというとそうではなく、ルールそのものはとてもシンプルです。
ぶっちゃけ2点さえ押さえておけば、ほとんど大丈夫です。
押さえれば良いポイント
- どうやって利益が確定されるのか
- どうやったら強制決済されるのか(ロスカット)
多くのFXサイトでは「テクニカル分析が~」とか、「世界の経済と社会情勢にアンテナを高くしておこう」などと難しく説明されているため、予想は難しそうと感じてしまうかもしれませんが、結局は上がるか下がるかだけの話です。
さらに言うと、株取引やビットコインのように、「安い時に買って、高くなったら売る」だけのスタイルではありません。
「国と国の信用」なので、ワンサイドゲームで長期間的に見れば、下がり続けたり、上がり続けたりということはほとんどありません。
例えば、数年前1ドル=90円という時代がありましたが、近年では、1ドル=110円前後です。
これだけで、20円の差があります。
FXの場合は、1,000通貨単位や1万通単位というのが、最小単位なので、この場合は1,000ドルや1万ドルということになります。
つまり、90円のときに買って、110円のときに売れば、それだけで2万円や20万円の利益です。
さらに、「スワップポイント」と言って、日々金利のように付くポイントがあります。
これを利用すれば、さらなる上乗せです。
見出し
※スワップポイントは、売り買いポジションそれぞれで決められているため、マイナスのスワップポイントが発生する場合もあります。
外貨両替だけでなく、FXについてもこの機会だからぜひチェックしてみてくださいね。
外貨両替の注意点2つ
現金で換えるなら、日本国内で済ませておくことがポイントです。
なかでも、アメリカなどでの円の両替は、手数料が非常に高いので、ドル、ユーロは日本国内での両替がお得です。
また旅行先の国々にも、それぞれ外為規制があります。
特に、多額の現金の持ち込みや持ち出しについては、マネーロンダリングや脱税を疑われるので注意しましょう。
ポイント
- 日本国内で両替する方がお得
- 多額の現金を海外に持っていくのは注意
主要各国の規制の内容を簡単にまとめました。
【アメリカ】 米ドルやその他通貨の現金、トラベラーズチェック、有価証券、小切手等(以下、現金類)が合算で1万米ドル相当を超える場合は、税関に要申告。
【ヨーロッパ】 EU圏やイギリスへの1万ユーロ相当額以上の現金類の持ち込み・持ち出しは要申告。
【韓国】 持ち込みは無制限ですが、1万米ドル相当額を超える外貨の持ち込みは要申告。持ち出しは申告した額以内まで。 現地でウォンを外貨に両替した場合の持ち出しは外貨両替証明書の提示が必要で、証明書がなければ1回に限り100米ドル相当額まで持出可能
【中国】 持ち込みは、現地通貨・中国元の場合2万元まで、外貨の場合5,000米ドル相当額まで。これらを超えるときは要申告で、携帯証(外貨持出許可書)が必要です。持ち出しは、申告した額以内までで、超過分は要申告。中国元の持ち出しは2万元まで。
外貨両替のまとめ
見出し
- 外貨両替にはFX、特にマネーパートナーズと外貨ex byGMOがオススメ
- FXは24時間好きな時に申請ができる
- 銀行の手数料の1/7以下で、両替手数料が98%OFF
- マネーパートナーズ、外貨ex byGMOを使うには、口座開設が必要:無料で約5分で可能
- 6通貨の外貨両替が可能
- FXの中でもマネーパートナーズだと、4つの主要な空港で外貨を現金に両替できる
「お金そのものとは何か」から始まり、外貨両替でコストを抑えるベストな方法として、FXを紹介しました。
マネーパートナーズと外貨ex byGMOは、外貨両替のコストをかなり削減できますので、この機会にぜひ使ってみましょう。
外貨両替の相場で利益を得ようとした場合は、外貨両替の交換所ではなく、FXの条件が格段にオススメです。
もちろん、FX会社ごとに条件は様々ですので、気になった方はぜひ先ほど紹介したサイトを見てみてください。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。