この記事で解決できる悩み
- FXで勝てない仕組みが知りたい
- FXで勝つ人と負ける人は何が違うの?
- 損失を増やさない方法を教えて欲しい
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「FXで勝つためのコツ」を理解すれば、FX初心者でもFXで勝てるようになります。
なぜなら私もこの方法で、FXでなぜ勝てないのか原因を知り、損失を抑えて勝てるトレーダーになりたいという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「FXで勝つためのコツ」について紹介します。
FXで「100%勝つ」のは不可能
長期的に利益を出すのを心がけよう
それでは、FXでの「勝つ」とはどういうことなのでしょうか。
答えは「長期的な目線で利益を出し続ける」こと、つまり多少の負けは認められるということです。
そのため、短期でドカンと大きな利益を出すのではなく、長い期間で一定額の利益を出すことを目標にしましょう。
大きな利益を狙うと、相場の動きが利確ラインまで届かずに利益を逃したり、ポジションを塩漬けにしたまま好転しないなど、うまく稼げなくなります。
FXで勝てない3つの仕組み
FXで勝てない仕組み
- 仕組み1:相場の流れに乗れていない
- 仕組み2:投資家に操られている
- 仕組み3:感覚だけでトレードしている
仕組み1:相場の流れに乗れていない
1つ目は、相場の流れに乗れていないことです。
この原因は、初心者はチャートを読めないため、相場の流れを無視したトレードになりがちだからです。
FXの取引経験を積むことで、少しずつ相場の流れを読めるようになってくるので、数ヶ月〜1年くらいは腰を据えて、粘り強く相場にアタックしてみましょう。
相場の分析手法について勉強して、実践するのも大切です。
仕組み2:投資家に操られている
2つ目は、他のトレーダーの為替操作に巻き込まれていることです。
なぜなら機関投資家などの大口のトレーダーが大金を相場に流すと、ある程度為替が動いてしまい、小口の一般トレーダーが損をしてしまうからです。
具体的には、テクニカル分析で売買のサインが出たものの、相場がそのサインとは正反対に動く「だまし」を見破ることで、損失を防ぐことができます。
仕組み3:感覚だけでトレードしている
3つ目は、感覚だけでトレードしていることです。
FXにおいては、相場の分析手法を使って、かなりの確率で相場の動きを予測できる時だけトレードしないと、長期的に勝つのは難しいといえます。
そのタイミングで取引した理由を人に自信をもって説明できるぐらい根拠を明確化するのが大事です。
FXで勝てる人と負ける人の違い3つ
FXで勝てる人・負ける人の違い
- 違い1:資金管理をしているか
- 違い2:エントリーする理由があるか
- 違い3:損切りをしているか
違い1:資金管理をしているか
1つ目の違いは、資金管理をしているかどうかです。
なぜならFXで勝てない人は現在の資金の状況を見ずに、ハイレバレッジをかけて無理な取引量で取引をして、大きな損失を出しやすいからです。
勝てる人は、資金の状態をよく見て、レバレッジを抑えて無理な取引を控えています。
儲けたい気持ちは判りますが、常にレバレッジ25倍で取引するのではなく、初心者は3倍以下を目安にするといいです。
違い2:エントリーする理由があるか
2つ目の違いは、エントリーする根拠をしっかり持っているかです。
その理由は、勝てない人は無駄にエントリーをして、頻繁にポジションを持つ傾向があるからです。
最悪の場合、常にポジションを持っていないと落ち着かない「ポジポジ病」にかかる人もいます。
しかし、勝てる人は明確な理由を持ってエントリーするので、無駄なエントリーがないのです。
違い3:損切りをしているか
3つ目の違いは、損切りをしているかです。
勝てない人は、含み損がどんどん膨らんでも損切りができず、損失を持ち越しやすいです。
含み損があるポジションを塩漬けにした結果、ロスカットされて資金の半分以上を失うケースが後を絶ちません。
勝てる人は、含み損が証拠金の2%に達するなど、素早い損切りルールを徹底しているため、損失額が大きくならないのです。
ちなみにこれを「2%ルール」といいます。
FXで負けないための方法4つ
FXで負けないための方法
- 方法1:常に冷静にトレードをする
- 方法2:損切りのラインを毎回決める・守る
- 方法3:資金に合った取引量で取引する
- 方法4:充分な知識をつけること
方法1:常に冷静にトレードをする
1つ目は、常に冷静にトレードすることです。
なぜなら、人間の感情や欲望は、トレードに悪影響を与える可能性があるからです。
例えば、忙しい時に焦ってトレードすると、操作ミスや判断ミスが起きたり、過去の損失を一気に取り戻そうと無理な取引量で取引したりします。
損失を減らして長期的に安定して稼ぐためには、一時的な感情に左右されず、常に落ち着いてトレードすることが大切です。
方法2:損切りのラインを毎回決める・守る
2つ目は、損切りラインを毎回決めて、必ず守ることです。
そうすれば、損失を抑えながらトレードできるからです。
1米ドル円=110円で買いエントリーした時、108円まで下がったら必ず損切りするなど、具体的なレートを必ず設けましょう。
含み損が○万円に達したら、という金額基準でもいいです。
必ず損切りするためには、逆指値注文を入れておきましょう。
注意ポイント
ただし、FX会社の約定力によっては、相場が暴落した時にスリッページや約定拒否が発生するリスクがあります。
方法3:資金に合った取引量で取引する
3つ目の方法は、自分の資金量に見合った取引量でトレードすることです。
なぜなら、資金量から見て取引量が多すぎると、精神的な負担が大きくなるだけでなく、わずかな為替変動で大きな損失が出るからです。
例えば、100万円から50万円になるのと1万円が5,000円になるのとでは、金額は違うものの、損失割合の50%は共通しています。
1回の取引で損失しても良い額は資金の○%までというルールを守れば、損失を抑えられます。
方法4:十分な知識をつけること
4つ目は、十分な知識を身につけることです。
なぜなら、初心者などの十分な知識のないトレーダーは、利益を出すためのチャート分析や取引判断ができないからです。
解決策としては、チャート分析の手法を身につけて、トレンドまたはレンジ相場を判断し、正しい取引タイミングをつかみましょう。
見出し
最初からうまくはできないので「実践⇒検証⇒改善⇒実践」を繰り返すことが大切です。
自動売買でトレードをおまかせするのも一つの手段
FXには、自分で売り買いの判断を行う「裁量トレード」以外に、システムが自動で売り買いをしてくれる自動売買(システムトレード)があります。
そこで以下では、自動売買について解説します。
【事前知識】自動売買とは
自動売買とは、システムが予め決めたプログラムに沿って、自動で売買取引をしてくれる仕組みです。
「システムトレード」や「シストレ」と呼ばれることもあります。
自動売買は、仕事・家事で忙しい人や、裁量トレードが苦手な人でもFXで利益を狙える方法として人気です。
勉強する時間がなかったり、勉強が苦手・面倒くさいと感じる人でも、プロが作ったトレード戦略をコピーして使えるので、とても便利ですよ。
詳しくはコチラ
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FX自動売買は儲かるのか?71%の初心者が利益を出すオススメ3社
FXの自動売買で稼ぐ人が増えています。テレビや新聞で特集が組まれるがほど人気を集めていて、FXの経験者の44%が自動売買経験者というデータもあります。FX初心者でも利益を出しやすくて、大損をしにくい自動売買とは?実例をもとに解説します。続きを見る
自動売買のメリット3つ
そんな便利な自動売買を使うメリットは以下の3つです。
自動売買のメリット
- メリット1:24時間トレードしてくれる
- メリット2:ポジションの管理をしてくれる
- メリット3:自動で損切りをしてくれる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
メリット1:24時間トレードしてくれる
1つ目のメリットは、24時間自動で売買してくれることです。
仕事・家事で忙しい時間や、寝ている時間でもFXができます。
また、スマホやパソコンでチャートを見なくても自動で取引されるので、チャートに張りつく必要がなくなり、時間を他のことに使えます。
このように、生活サイクルに関係なくFXができるのがメリットです。
メリット2:ポジションの管理をしてくれる
2つ目のメリットは、ポジションを管理してもらえることです。
その理由は、ルールに従って機械的にエントリーしてくれるので、無駄に注文を入れてポジションを持つ心配がないからです。
つまり「感情に任せたトレード」がなくなり、より論理的にトレードできるようになります。
ポジションの決済忘れで、気がつけば含み損が大きくなるという失敗も起こりません。
メリット3:自動で損切りをしてくれる
3つ目のメリットは、自動的に損切りしてくれることです。
システムが機械的に損切りをしてくれるので、感情が入って損切りがなかなかできない初心者でも、安全に取引ができます。
例えば、初心者は不利な状況になっても「待っていれば相場が反転するかも」と期待して損切りせずに塩漬けして、最終的にロスカットされるケースが多いです。
自動売買を使うことで、勝手に損切りしてくれるので、初心者でも損失を抑えることができます。
自動売買のデメリット2つ
自動売買はいいことづくめだと思いきや、デメリットも存在します。
以下では、手動で対処できるデメリットを2つ紹介します。
自動売買のデメリット
- デメリット1:急な相場変動には対応できない
- デメリット2:得意な相場でしか勝てない
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。
デメリット1:急な相場変動には対応できない
1つ目のデメリットは、相場の急変に対応できないことです。
その理由は、相場が急に動いて、事前に設定していたラインを超えてしまうと、システムが対応できなくなるからです。
そのため、相場が変動したら手動で決済し、システムを止めておくことで相場の変動対策ができます。
経済指標カレンダーを確認し、事前に相場の変動を予想しましょう。
デメリット2:得意な相場でしか勝てない
2つ目のデメリットは、システムの得意な相場でしか勝てないことです。
自動売買には、トレンド相場(右肩上がりまたは右肩下がり)が得意なものと、レンジ相場(横ばいの相場)が得意なプログラムがあります。
しかし、相場と得意なプログラムが一致しないと利益が出せません。
そのため、相場に合うプログラムを手動で選び、切り替える必要があります。
切り替えは10分ほどで済むので、最低でも1週間に1回は切り替えを考える時間を作りましょう。
自動売買のおすすめFX会社2社
自動売買のサービスが整っていて、1,000通貨の少額取引に対応しているおすすめFX会社を紹介します。
それぞれのFX会社のおすすめポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。
FX会社1:外為オンライン「iサイクル2取引」
1つ目のFX会社は、外為オンラインです。
なぜなら、ウェブサイトだけでなく、全国各地の無料セミナーで自動売買「iサイクル2取引」の使い方を解説しているからです。
そのため、どこに住んでいても自動売買の仕組みが勉強できるだけでなく、FXや自動売買が初めてでも安心して運用できます。
自動売買の設定も簡単で、自分の資金や好みに合わせて選ぶだけです。
FX会社2:FXブロードネット「トラッキングトレード」
2つ目のおすすめFX会社は、FXブロードネットです。
トラッキングトレードの使い方をウェブサイトや動画で詳しく解説しているので、初心者でも安心して使えます。
また「ガチンコバトル!」で実際のトレードスタイルを公開し、取引手法や売買条件を設定するコツを解説しているので、トレードの参考にできますよ。
FXで勝てない仕組みのまとめ
上記で紹介した「FXで勝てるようになるコツ」を実践すると、今後はFXで勝てない仕組みは何かと悩むことは一切なくなり、FXの損失を減らせます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
この記事のまとめ
- FXの「勝つ」とは「100%勝つ」ことではなく「長期的に利益を出し続ける」こと
- FXで勝てる人と勝てない人には違いがあるので、トレードする時は負けないための心がけを常に意識しよう
- 裁量トレードで稼ぐのが難しい人は、自動売買におまかせするのもアリ
「いくら本やネットで勉強しても、思うように勝てない」という人は、一度裁量トレードを離れて、システムによる自動売買に一任してみるといいですよ。