この記事で解決できる悩み
- スキャルピングはなぜ禁止されているの?
- スキャルピング公認のFX会社を知りたい
- 口座凍結されたときの対処法を教えて!
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「FXでスキャルピングが禁止されている理由」を理解すれば、FX初心者でも口座凍結される理由がわかります。
なぜなら、私もこの方法でスキャルピング公認のFX会社で安全に取引したいという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「FXのスキャルピングの仕組みと禁止される理由」について紹介します。
※『いますぐにスキャルピングができるおすすめのFX会社を知りたい!』という方は、『おすすめのFX会社2選』をクリックすれば該当箇所まで飛べます!
【前提知識】FXのスキャルピングとは?
スキャルピングとは、数秒から数分の間で超短期の売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる取引手法です。
スキャルピングは取引回数が増えるのでスプレッドの負担が増えるものの、ポジションの保有期間が短いため、為替変動リスクが減るのがメリットです。
スキャルピングについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。
スキャルピングについて詳しく知りたい人はこちら
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FXのスキャルピングとは?取引に向いている人の特徴と稼ぐコツ6つ
FXのスキャルピングとは?秒速で利益を上げるトレード手法。FXでは、様々なトレードスタイルがあります。その中でも、1日で何回も繰り返し行う取引で、数秒~数分で決済する『超短期売買』と言われているスキャルピングトレードをご紹介します!続きを見る
スキャルピング禁止の定義
FX会社の規約で禁止されているのは「短時間で頻繁に行われる取引」なので、明確にスキャルピングそのものが禁止されているわけではありません。
しかし、トレーダーの間では「スキャルピング禁止」として認識されています。
あくまで禁止されているのは「短時間に頻繁に行われる注文や取引」で、「短時間」や「頻繁」の基準などは公表されていません。
(16)注文発注時のご注意事項
以下の注文を検知した場合、一時的に取引条件の変更、又は制限を加えさせていただいております。
b)短時間に、頻繁に行われる注文及び取引であって、他のお客様又は当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文。
引用:SBI FXトレード「外国為替証拠金取引の契約締結前交付書面」
第 7 条 (禁止事項)
1 お客様は、お客様が次の各号に定める行為を行ってはならないことに予め承諾することとします。なお、お客様の行為が当該禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、お客様は当社の判断に従うこととします。
(9) 短時間での注文を繰り返し行う行為
引用:DMMFX「店頭外国為替証拠金取引約款」
なんでダメなんだろう?
スキャルピングを禁止するFX会社がある理由2つ
FXの会社の中にはスキャルピングを禁止しているところもあり、その会社でスキャルピングをすると最悪の場合、口座が凍結される可能性があります。
そこで、スキャルピングが禁止されている理由を2つ解説します。
スキャルピングを禁止の理由2つ
- ポジションカバーができず会社の不利益になる
- サーバーに負荷がかかる
この見出しを読めば、なぜスキャルピングが禁止されているのかわかり、納得してFX取引ができます。
理由1:ポジションカバーができず会社の不利益になる
ひとつ目の理由は、トレーダーのポジションをカバーできずにFX会社が損失を被るからです。
なぜなら、スキャルピングで大量の売買注文が入ると、FX会社のカバー取引が追いつかないからです。
カバー取引とは
FX会社がトレーダーたちの出した注文に売り買いの不釣り合いが生じたときに、釣り合いが取れるように売買を行ってリスクヘッジすること
FX会社は、トレーダーの注文に売買の不釣り合いが出ると、釣り合いが取れるように反対の売買をします。
それが間に合わないとFX会社に損失が出る可能性があるので、トレーダーが短時間に連続して売買を行うことが禁止されているのです。
理由2:サーバーに負荷がかかる
2つ目の理由は、短時間に大量の注文が出されるとサーバーに負担がかかるからです。
サーバーに負荷がかかると約定力が下がったり、サーバーがダウンする可能性があります。
約定力とは
注文をしてから成立するまでの速度のこと。レートは常に変化しているので約定力が高いほど自分の希望するレートで注文を成立させることができる
とくに、サーバーがダウンした場合は取引ができなくなるため、スキャルピングをしていないトレーダーにも影響が出ます。
その結果、FX会社はトレーダーの信頼を失い、顧客が減ってしまうのです。
FXスキャルピングによる口座凍結の対策2つ
スキャルピングで口座凍結されるリスクを下げ、万が一口座凍結されてもすぐにFXの取引を続けられるように、2つの対策を紹介します。
口座凍結の対策2つ
- 複数口座を開設する
- スキャルピング可能なFX会社を使う
それぞれの対策について、以下で詳しく見ていきましょう。
対策1: 複数口座を開設する
ひとつ目の対策は複数の口座を作っておくことです。
なぜなら、口座が凍結されても取引ができなくなるだけで出金はできるので、口座が凍結されたら別のFX会社に資金を移せば取引できるからです。
これはスキャルピングによる口座凍結だけでなく、システムエラーやサーバーダウンが起きたときの対策にもなるので、複数の口座を開設してリスクを分散させておくといいですよ。
また、ポジション保有中に一方的に含み損が膨らむリスクに備えて、もう一方の口座で、逆ポジションを持って損益を相殺することもできます。
対策2: スキャルピングが可能なFX会社を使う
もうひとつの対策は、スキャルピング公認のFX会社を使うことです。
その理由は、スキャルピング公認のFX会社を使えば、スキャルピングで口座が凍結される心配はないからです。
また、スキャルピングを公認するだけあって、サーバが安定しており、約定力が高かったり、相場急変時のスプレッドの広がりが起きにくいといったメリットがあります。
スキャルピングにおすすめのFX会社については次の見出しを参考にしてください。
スキャルピングにおすすめのFX会社2選
より効率的にスキャルピングで利益を出すために、スキャルピングにおすすめのFX会社を2社紹介します。
スキャルピング向けのFX会社2選
- 約定力が高くレートがすべりにくい:FXプライムbyGMO
- スピード注文機能がある:GMOクリック証券
約定力が高かったり、注文操作がしやすいといった特徴に注目してください。
約定力が高い:FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOのおすすめポイント
- スキャルピングを公認している
- 約定力が高い
- 1000通貨から取引ができる
FXプライムbyGMOは高い約定力で、スリッページが起きにくいFX会社で取引したい人におすすめです。
強靭なFXサーバーで安定した取引が可能で、さらに公式でスキャルピングを公認しています。
他社と比べてスプレッドが広めですが約定力が高いので、相場変動が激しいときでも希望のレートで安心して取引ができるのが強みです。
取引ツールにハイスピード注文があり連続発注が可能なのでスキャルピングに向いています。さらに1000通貨から取引できるので初心者にもおすすめです。
スピード注文機能がある:GMOクリック証券
GMOクリック証券のおすすめポイント
- スプレッドが業界最狭水準
- PCスマホともにツールが高性能
- 経済指標などの情報提供が豊富
GMOクリック証券は低スプレッドでスキャルピングをしたい人におすすめのFX会社です。
こちらの取引ツールにも1クリックで注文ができるスキャルピングと相性がいいスピード注文ツールがあります。
経済指標などの情報提供が豊富で、情報を収集しながらスキャルピングで稼ぎやすいトレンドを探すことができます。
スワップポイントが高水準なので、スイングトレードやデイトレードにもおすすめです。
初心者におすすめのスキャルピングを始めるコツ3つ
「どうやってスキャルピングを始めればいいの?」という方に向けて、初心者におすすめのスキャルピングのコツを3つ紹介します。
スキャルピングを始めるコツ3つ
- まずは米ドル/円で始める
- 資金管理を徹底する
- 損切りを躊躇しない
この見出しを読むことで、初心者でもスムーズにスキャルピングを始められますよ。
コツ1:まずは米ドル/円で始める
ひとつ目のコツは米ドル円から取引を始めることです。
なぜなら、米ドル円はほとんどのFX会社で取り扱いがあり、通貨ペアの中で最もスプレッドが狭いからです。
取引回数の多いスキャルピングでは、スプレッドの狭さが重要なので、米ドル円で取引すればコストを抑えられます。
また通貨ペアによって為替レートの動きや変動要因が違うので、初心者のうちは比較的おだやかな値動きをする米ドル円に絞って取引した方がいいですよ。
コツ2:資金管理を徹底する
2つ目のコツは資金管理を徹底することです。
資金管理をしないといつの間にか損失が増えているので、資金管理を徹底して、損失が出たときも一定額以上の資金が残るようにしましょう。
また、負けが重なると早く取り戻そうとして生活費や借金をして投資する人がいますが、投資するのは生活に支障が出ない余剰資金のみにしてください。
資金は、自己資産の10~40%を目安にしましょう。
コツ3:損切りを躊躇しない
躊躇せずに損切りをするのも大切です。
なぜなら、根拠がないままポジションを持ち続けると、さらに含み損が膨らんで、大きな損失となるリスクがあるからです。
早めの損切りで損失を抑えて、残った資金を次の取引チャンスに使いましょう。取引する際は事前に決めた損切りのルールを徹底して守ってください。
「2%ルール」が有効
含み損が資産の2%以上になったら損切りを行う「2%ルール」が有効ですよ。
含み損がどんどん膨らんでも「待てば相場が好転するのでは?」となかなか損切りできない人は、ぜひ試してみてください。
スキャルピングを始める前に気をつけたいこと2つ紹介します。
知っておきたい!FXスキャルピングの注意点2つ
「スキャルピングで気をつけておくことは何?」というご質問にお答えして、スキャルピングのリスクを回避するための2つの注意点をお伝えします。
FXスキャルピングの注意点2つ
- ギャンブル感覚にならない
- 海外のFX会社を使わない
それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。
注意点1:ギャンブル感覚にならない
ひとつ目の注意点は、ギャンブル感覚でスキャルピングをしないことです。
その理由は、短期間で売買を繰り返すうちに相場分析を怠り、勘で取引しがちになるからです。
根拠のない取引をするとすぐに損失を出してしまうので、毎回の取引にしっかり根拠を持ってください。
なお相場分析や根拠を整理するのに時間がかかる場合は、取引頻度を下げて分析の時間を確保すべきです。
注意点2:海外のFX会社を使わない
もうひとつの注意点は、海外のFX会社を使わないことです。
なぜなら一部の海外のFX会社では、スキャルピングができるものの、出金トラブルや詐欺が多いからです。
海外のFX会社はスプレッドが広かったり、レバレッジの規制が緩くハイレバレッジ取引であっという間に資金を失うリスクも高いため、国内のFX会社がおすすめですよ。
【FXスキャルピング禁止】まとめ
上記で紹介した「FXのスキャルピング禁止の対策」を実践すると、今後はスキャルピングが禁止されている理由で悩むことは一切なくなり、スキャルピング公認のFX会社で安全に取引できるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
【FXスキャルピング禁止】のまとめ
- 正確にはスキャルピングではなく「短時間に頻繁に行われる注文や取引」が禁止されている
- 禁止の理由はポジションカバーができなかったり、サーバーに負荷がかかりFX会社の不利益につながるから
- 口座凍結への対策は、複数の口座を持ったり、スキャルピングを公認しているFX会社で取引をすること
スキャルピング向けのFX会社2選
- 約定力が高く、レートがすべりにくい:FXプライムbyGMO
- スピード注文機能がある:GMOクリック証券
「スキャルピング禁止の明確な基準がないなら、口座凍結なんてされないんじゃないの?」と最初は思うかもしれません。
しかしいざ口座凍結されるとチャンスで取引できなかったり、一方的に含み損が膨らむといったリスクがあるので、スキャルピング公認のFX会社で安全に取引しましょう。