FXのトレードって難しい。
失敗や大損ばかりしているよ…。
大小、いろんな失敗がありますが大損した人に共通することが、「損切をしない」ことです。
成功する人のやり方はそれぞれですが、失敗・大損する人は原因が共通しています。
小さな失敗なら挽回もできますが、立ち直れないぐらいの大きな失敗や大損は「損切をせずにポジションを持ち続けたこと」 が主な原因です。
損切を早めにしていれば防げた失敗・大損のはずです。
失敗事例とその原因・対応策を見ながら、FX初心者の典型的な失敗パターン と私自身が体験したFXでよくある失敗パターン を5つ を紹介します。
読み終わるころには、失敗する原因とその対応策がわかり、失敗したとしても最小限の損失ですむようになります。
大損して一発退場にならないためにも、損切だけはしっかりしましょう!
※今すぐにFXで失敗しにくい口座で始めたい方 は、『失敗しない選び方とおすすめ口座2選 』をご覧ください!
FX初心者はまず現実を知ろう!失敗談とその対策方法
現役トレーダーの河野が、それぞれの失敗の原因と対策をお話しします。
損切注文をしておかないと同じように地獄を見ますよ~
息が止まりそうになる【失敗談】
+ 損切りを想定していなかった
損失をただ見ているだけでポジションの半分を失う結果に
2013年2月25日の夜でした。チャートの読み方を勉強しても全く分からないため、世界情勢や政治のニュースを読み解きながらトレードしていました。
当時は円安トレンドだったこともあり、完全に円安に振ったポジションを取っていました。40万近くを1単位が安い豪ドル/円を建てられるだけ建てていました。
その日はイタリアの総選挙があり、結果次第で大きくポジションが動くだろうという予想はつきましたが、円安トレンドは変わらないと考えていたので損切りのことは全く考えていませんでした。
多少動いても、ロスカットポイントにさえ付かなければ問題無いだろうと思っていました。
夜になり、選挙の情報が出るたびにモンティ首相の劣勢が伝えられ、対するベルルスコーニが何か言うたびにユーロが売られ、つられて円高になっていきます。豪ドル/円も例外ではなく、むしろ乱高下の大きいペアのため影響が大きく、どんどん円高が進んでいました。
全くこのような状況を想定しておらず、どう対応したら良いか分かりませんでした。モンティが勝つだろうという見方は変わらなかったため、一時的なものですぐに落ち着くだろうと高を括っていた部分もありました。
しかし、最初の情報が伝えられてから1時間経ち、2時間経ち、ベルルスコーニが何か言うたびにユーロが売られ、つられて円高になる状況は変わらず、ようやく朝になっても状況好転しないだろうと判断し損切りをしました。
損切りした時にはポジションの半分を失っており、ロスカットや追証は免れたものの手痛い結果となりました。
非常に痛い失敗でしたが、余裕を持ったポジション、損切りのポイントを考えることに加えて、情報はちゃんと英語のソースを直接読むことを実践しなければならないことを学びました。
やはり、翻訳されたものだとタイムラグがあり、さらにその時のムードを感じ取りにくい。そのため、今では英語のソースを毎日読むようにしています。
失敗した理由
相場に影響が大きい選挙の前にポジションをクローズ(決済)しなかった
自分の予想と逆に相場が動いているのに、損切をすぐにしなかった
アメリカの雇用統計や要人発言など、為替相場に大きな影響を及ぼす可能性が高いイベントの前に、できればポジションをクローズしましょう。
クローズしたくない場合は、損切注文を必ず入れておくべきです。
定型的な大損のパターンなので、気を付けましょう。
損切注文(ストップロス)は必須です。
+ 年始には魔物が住んでいる
トルコリラの急落で1か月で170万円の損失
2018年に初期資金30万円からスタートしました。2018年トルコショック!ありましたね。そこは触っていませんでしたのでセーフでした。
最初は米ドル/円で月1万円程度の損益を繰り返し、パットしない日々でした。
10月にいよいよトルコリラに手を出します。日々ぐんぐん上昇に加えスワップポイントもおいしかったので、19円台から玉をもって月2~3回づつ利確していくだけでした。
11月末までに30万円が100万円を超えたこともありました。超絶好調!このまま持ってるだけでいいやと、強気でポジっとくだけですね。
12月に転機が訪れます。一時期22円までつけたトルコリラですが、21円前半から20円後半で推移し完全に上昇が止まりました。
まぁ、どうせ戻ってくる!と信じてやまなかったのでまったく損切せず強気ポジションキープ!含み損マイナス30万!?全然平気まだまだいけるさ!いつかスワップポイントでプラスになるさ!そう思ってました。
しかし相場は下がる一方。一時期21.50銭をつけました。そこが最後の損切りポイントでしたね。
年末相場のことは全然わからずにそのまま損切りするのがいやでいやで、年始まで保持です。その結果、どうなるか。年始には大変な魔物が住んでいました。
1月3日スタートから18円まで落ちてしまいます。当然ロスカット!途中で保証金追加で100万円つぎ込んだりした分も含めて170万円の損失です。
いい時で辞めていればと後悔しかありません。逆はっておけば170万プラスか・・・と思うこともあります。
わずか1か月と数日で170万円の損はあまりには早く、つらすぎました。早めの損切りは大事ですね。もう資金が残ってないので今はもう諦めました。
失敗した理由
新興国通貨(高金利通貨)は基本的にその通貨の価値は下がっていくという、基本原則を理解していなかった
早目の損切をしていなかった
復活できない損をする前に、一度トレードを休むべきだった
金利が高い通貨は基本的に下がると思っておいた方が良いです。
損切のコツですが、月にいくらまで(pips)と損をしたら損切りして、その月はトレードしないと決めておくといいです。
月に決めた金額を存したら、どんなに反転しそうでも損切する癖をつけましょう。
+ 自分のルールを決めて取引。しかし一瞬で大損!
慣れないツールで損失を出してしまった
40代の主婦です。FX歴は6年程度です。いろいろなFX会社の口座を開設しましたが、スマホでも使いやすいヒロセ通商だけに絞り、取引をしております。
基本的にデイトレードで1日1回程度のトレードです。6年間の歳月を通していろいろな通貨や手法に手を出してきましたが、FXの経験者からヒントをいただき、だんだんと自分のやり方が定まってきました。
過去の検証もきちんとしたつもりで、「これはイケる!」といったやり方を見つけたつもりだったのですが・・・今日の事ですが、たった約3時間で11,000円程度損をしてしまいました。
主婦の私にはとても痛い損失でした。
その理由として、昨年までヒロセ通商の「.NET4」というダウンロードツールを使っていたのですが、年末2週間ほど取引を休んでいる間にそのツールが開けなくなっていました。
今年に入ってそれに気付き、「最新版の方がいいよね~」と「LIONFXC2」というツールをはじめてダウンロードしたのですが・・・今までと全く変わってしまってとても使いにくい!(最新版なのでこれから使い始めた方には使いやすいのでしょう。)
発注も慣れない手つきでまるで初心者のようにおどおどと行いました。すると、いつもIF-OCOを使っているのですが、なぜか3回も同じ注文をしてしまっていたようです・・・。
あれじゃないこれじゃないと、やり直したつもりが取り消しにならないまま3回も同じ注文をしていたようです。結果は損切約25pips×3倍。ああ、慣れてないツールはこれだから嫌です。
失敗した理由
慣れていないツールを使って焦ってしまった
ツールの使い方をトレード前に調べなかった
私もFX会社を乗り換えた時に、同じような経験があります。
新しい取引画面は迷いやすいので、迅速な操作ができない場合があります。
大きな取引をする前に、事前に調べておくことは重要ですね。
+ 海外FXハイレバレッジによる落とし穴
高金利に気を取られて投資しないように
私は貧乏サラリーマンですがFXへの投資には魅力を感じていて以前より国内FX業者で取引をしていました。
そんな時、海外FXのXMという業者の情報を得ることができ色々調べて口座を開設することにしました。
こちらの会社は国内FX業者とは異なり「ゼロカット方式」を採用しています。つまり、損害は最大でも投資額のみでマイナス(追証)がないことに魅力を感じました。
更に国内FX業者ではレバレッジが最大25倍に対して海外FX業者のXMでは最大のレバレッジが888倍という想定以上のものになっています。
XMという会社に口座を開設すると3,000円分のボーナス、更に入金額に対して100%のボーナスが付与されるため貧乏投資家でも大きな取引ができます。
貧乏投資家の私は30万円を下にハイレバレッジを利かせた取引に夢中になりました。30万円の資金でレバレッジ888倍ですから266,400(千円)相当の売買が可能となりました。
そのレバレッジを利かせて高金利通貨のユーロ/トルコリラに投資。1万通貨の投資で1日600円以上の金利が付くことに魅力を感じました。600円×30日で1ヶ月18,000円、1年だと216,000円に及びます。
そんな夢のようなことばかり考えながら投資をしているとトルコリラは値上がりすることなく大きく値を下げていく一方。結局、1週間も持たないうちに投資額の30万円を全て無くしてしまいました。
その後、やや値を取り戻した頃を見計らい更に資金を追加して同様のトルコリラに投資をするもやはり撃沈。結局50万円近い損失を1か月も経たないうちにしてしまいました。
最近はその失敗を参考に同じことを繰り返さないように十分な資金で僅かな通貨数の取引に心がけています。
トルコリラの高金利のことばかりを考えて投資をしたばかりにわずかな期間で大きな損害を被ることになったことは自分自身の良い勉強になるとともに今後の投資に大きく役立つことができています。
失敗した理由
金利収入(スワップポイント)狙いで新興国の通貨を買ってしまった
損をしてにもかかわらず、再度同じような取引をしてしまった
スワップポイント狙いはプロのトレーダーはあまりしません。
スワップポイントはおまけ程度に考え、為替差益狙いで取引をオススメします。
また、新興国や高金利通貨は基本的に下がるというのをおぼえておきましょう。
ちなみに、海外のFX会社は突然サイトが閉鎖したり、出金ができなくなったりするので、非常に危険です。
日本の法律でしっかりと管理されている、日本のFX会社を使いましょう。FX会社が潰れても、預けた資金は戻ってきます。
+ スワップポイントに執着しすぎました
リーマンショックから長期保有はやめました
私は10年以上前からFXによる投資を行なっています。
最初にFXを始めたきっかけは、スワップポイントの貯蓄による投資スタイルに魅力を感じたためです。
当時、今と比較して金利が相当高かったため、利息相当のスワップポイントの付与率が相当良かった時代でした。
私は特にオーストラリアドルやニュージーランドドルなどのマイナー通貨をベースに長期間買いポジションを持ち、毎日スワップポイントを貯めることを楽しみにしていました。
外為ドットコムのFX会社を選択したのは、このスワップポイントだけを現金化することができる機能を持った業者だったことが最も大きな要因でした。
徐々に買いポジションを増やしていき、スワップポイントをずっと貯めていって現金が必要な時にポイントのみ現金化するという運用ができるのではないかと考え、実践していました。
取引開始当初は順調にスワップポイント付与を勧めていくことができましたが、ある日リーマンショックが起きたことで相場が暴落しました。
含み損が相当大きくなってしまっていましたが、私はそれでもスワップポイントが常にもらえるならそのままでいいと判断してしまいました。
その後、毎月のペースで政策金利が下がっていった関係で、スワップポイントもかなり減少してしまいました。
含み損が大きくなって、なおかつスワップポイントもたまらず、ロスカット間近なほど相場が悪くなってしまったので、一度損失確定をしてポジションを解消しました。
その際に発生した損失が100万円というものでした。その後、長期間のポジション保有はやめることにして、デイトレードをベースにした取引を行なっています。
失敗した理由
スワップポイント狙いの長期保有
相場が急落した時に備えての損切注文を入れていなかった
政策金利が下がったにも関わらず、損切をせずにダラダラ保有していた
日本人トレーダーがよくする失敗の典型例です。
スワップポイントが入り、当時円安局面だったのでその当時は良い投資方法でした。
しかし、金利が下がり、通貨も下がると一気に損失が拡大してしまいます。
スワップポイント狙いが悪いとは言いませんが、それはあくまでおまけ程度に考えるのが無難です。
+ 初心者がFXで失敗する理由
自分のスタイルを決めることが大切
まず、私が使っているFXの取引会社はFXブロードネット という会社です。ツールは、レバレッジが最大25倍までで1000円からの取引が可能です。
私がブロードネットを選んだのは、低スプレッドで1000円から取引ができるからです。初心者にはおすすめだと思います。
FXでは、自分の取引スタイルが重要になってきます。
初心者にありがちなのがこのスタイルを決めないで取引を始めてしまうことです。私も自分のスタイルがないままFXを始めてしまいました。
その結果、負ける確率の方が高く、勝ったときより負けたときの額が圧倒的に高くなりました。
なぜかというと、勝ってるときは100円くらいの利益が出れば下がるのを恐れてすぐに決済します。
しかし、負けてるときは100円くらいの損失ならまだ巻き返せると思い、気づけば1000円へと桁が変わってしまい損切りするタイミングを逃してしまいました。
最悪の場合、口座資金が減りすぎてコンピューターがこれ以上の取引は危険と判断し、ロスカットされて、強制的に取引終了となります。
そのときは、損失が2000円を越えてロスカットされました。そのせいで口座資金が少なくなり、新しく入金しないと取引ができなくなってしまいました。
今は、FXについての知識をもっと身につけて自分の取引スタイルを決めてからまた再開しようと思っています。
この失敗談を見て、少しでも多くの人の成功への糧になればと思います。私も、まだまだ失敗することが多いと思いますがFXで成功できるように頑張っていきたいと思います。
失敗した理由
FXの勉強をしていない
自分の取引スタイルが決まっていない
利確が速く、損切が遅い(例:100円で利確、1,000円で損切)
FX初心者が損をする大きな理由が、FXの勉強をせずに取引を始めてしまう事です。
しっかり勉強すれば、取引スタイルや利確・損切に対する基準も身につきます。
FXは勉強する人は「投資」、勉強しない人は「ギャンブル」です。
+ 反省してるつもりがなかなか治らないポジポジ病
小さい損失も積もれば山になる
初心者によくありがちですが、私もよく失敗するのが「ポジポジ病」。 ポジポジ病とは、何度も何度もトレードをすること。
とはいえ、根拠があるFXトレード自体に問題があるわけではありません。
スキャルピングと言われる手法は数秒から数分で注文、決済を終えるので1日に何度もポジションをもつことはよくあることです。
ポジポジ病が問題なのは「根拠がないトレード」を何度もしてしまうこと。
私がよくしていたのは、ポジションと逆に動いたから損キリして順張りしたら今度はまた逆に動いたので、また損キリしてポジションを持ち直すといういわゆる「狼狽」。 これはなかなか厄介で、この場合だと往復ビンタをくらってしまいます。
その結果損失が拡大したなんてこともしばしば… 相場は右肩上がり、右肩下がりで一直線に動くわけではありません。
大体の場合がジグザグしながら上がる、下がる動きをします。 なので、この失敗の場合だと永遠に損失が増えてしまうんですよね。
一度の失敗でやめておけば良いのですが、損失を取り返そうと何度も同じことをしてしまうんです。
ポジポジ病は損失こそ小さいのですが、塵も積もれば山となるです。 ポジポジ病が発症した場合は、一度チャートを閉じて時間を置くなどして対策しています。
失敗した理由
根拠がないトレードをした
ドテン(損切りし、ポジションを逆方向に持ち直す)をして2倍損を出してしまった
ドテンは根拠がない場合はやってはダメです。
例えば、ローソク足が2本逆方向に続いた場合や要人発言など、明確な根拠がある場合のみオススメです。
利確は遅めに、損切は早目に。
+ スワップ狙いの落とし穴〜トルコリラ・ショック〜
ファンダメンタルズ分析を欠かさずに
2018年、私が最も大きく失敗したトレードはトルコリラ円のトレードに尽きます。
私はFX歴も浅く、2008年に起きたリーマン・ショックを経験していませんでした。
リーマン・ショックが起こる前まではスワップ狙いのトレードが流行していたらしく、リーマン・ショックが起こった後は、スワップ狙いのトレーダーの多くが市場から強制退場させられたそうです。
このスワップ狙いのトレードのリスクの大きさを私は把握できておらず、内心「もうそんなことは起こらないだろう」と気の緩みがあったと思います。
そんな中、昨年から注目を浴びていていたトルコリラへの投資に関心が強くなり、ただ高金利と証拠金の安さから、銀行に預けているよりは良いと、軽い気持ちで2018年1月、1トルコリラ30円のところでロングを持ちました。
今思えば、それがそもそもの間違いだったのです。私にとって、FXの基本は資金効率を考慮した上での利鞘を取りに行くものと考えており、その自分の考え(ルールに)従えば、流れに逆らったトレードはすべきではなかったのです。
当初、ポジション・エントリーの際、2017年11月にかけて28円まで下落していたトルコリラ円は2018年1月には30円まで回復していました。
そこで「上がればラッキー」程度で持ってしまったのです。しかし、トルコリラ円は歴史的にも下落トレンド一色と言っていいほど長期的には下落トレンドを形成しており、安易に手を出すべきではありませんでした。
長期的に下げているのには、その国の政治的・経済的な要因が必ずあるということも、頭から抜けており。今年はトルコと米国との関係悪化などがトルコリラ売りに拍車をかけた形となりました。
結局、今年の8月に20円を割り込んだところでやむを得ず損切をしたのを覚えています。
幸いロット数は少なかったので20万程度の損失で済みましたが、証拠金額を考えると手痛い勉強代となりました。
教訓としては、やはり「トレードする通貨ペア間にかかるファンダメンタルズ分析は欠かせない」ということでしょうか。
ちなみに、ファンダメンタルズ的経済情報は、FX会社でも十分に得られます。
例えば、外為オンライン は情報が豊富で、FX Waveニュース、FX Wave携帯メールサービス、Market Win24、Reutersの情報 を無料 で提供しています。
携帯にも逐一メールしてくれるため、重要な情報を見逃すことがなく、FX初心者でも安心できますよ。
失敗した理由
トルコリラが下がるトレンドだったのに、逆張りしてしまった
トルコとアメリカの関係悪化を頭に入れていなかった
私も以前21円台で仕込んで、18円まで落ちて損切りしたことがあります。
その時はスワップ狙いでしたが、そもそもトルコリラをトレードすること自体が間違いだったと思います。
相場の方向性を知る上でファンダメンタルズは重要です。
+ 年末のロスカット
数日目を離していた間に下がってロスカットに
年末にドル買いでロスカットになりました。ヒロセのLIONFXですがマイナス74万円くらいの損失です。
最初に少しうまくいったので、その後にも買いで注文しましたが数日間パソコンから目を離していた間にかなり下がっていて持ち直すと思っていましたが駄目でした。
翌日に10万くらい取り返しましたが焼け石に水です。今までもチャートの読みが外れて損をした事は何度もありますがロスカットを食らったのは久しぶりですね。
しかもチャートの動きが荒れにくいドルなのは意外でした。この損失が響いて去年はトータルでマイナスになってしまいました。
そう言えば去年も1ドル107円後半まで下落し、5カ月ぶり安値圏に突入していたような気がします。アメリカ株の先行きへの不安から、円高が止まらないようです。
今年になってからは売りの方で注文して、今のところは少し利益が出ていますがロスカット分の損失を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。
アメリカの景気はトランプ大統領の影響で回復しているようなニュースを聞いていましたが、このままチャートが下がってくれた方が嬉しいですね。
資金力がある人ならマイナス74万円くらいの損失だと大損とは言えないでしょうが自分にとっては、この金額はかなり痛いです。
FXで大損すると落ち込むタイプ、あたふたするタイプ、すぐに取り戻そうとするタイプに分かれますが、自分はなぜか今回は落ち込まずにすぐに取り戻そうと売り注文を出してしまいました。
失敗した理由
パソコンから離れる時、損切(ストップロス)注文を入れていなかった
持ち直すと思ってずるずるポジションを保有していた
私も同じような経験があります。
下げ局面で反発はなさそうだったので、ちょっと外食に行ったら、トランプ大統領のTwitter発言で大反発…。
大きなポジションやスキャルピング、デイトレの人はパソコンから離れる時はポジションを決裁してしまうのがオススメです。
もしくは、損切注文を入れておきましょう。ちなみに私はトレール注文をよく使っています。
+ コツコツドカンで大失敗
レバレッジは手持ち資金で証拠金を確保できる設定にする
私は2017年末頃にFX取引を始めました。
FXのことをほとんど調べもしないままこの世界に足をつっこみ、レバレッジもいきなり20倍に設定するなど、今考えると恐ろしいほどの高いリスクをとっていました。
完全なギャンブル&スキャルピングトレードで最初は何とかコツコツ順調に利益を上げていたのですが、2018年初旬の急激な円高によりそれまでの利益が一瞬で吹き飛んでしまいました。
損切り設定も行なっておらず、毎日のように証拠金不足が発生、その都度銀行口座からお金を振り込んでいました。
あっという間に200万円近くにも含み損が発生してしまい、もう嫌気がさしヤケクソで損切りを確定したところ、翌日から急激に円安が進み、何ともやるせない気持ちになってしまいました。
この一連の経験で得られた取引を行う上で大切と思うことはふたつあります。
ひとつめは潤沢すぎるほどの証拠金(例えばドル円で円が20円程動いたとしても証拠金不足にならないような額)を用意しておくこと。また、そのような十分な証拠金が担保できるほどのレバレッジにおさえておくこと。
失敗した理由
高レバレッジで取引をしていた
ギャンブル感覚でトレードをしていた
証拠金が足らずに、その都度入金していた
高レバレッジで取引すると、すぐにロスカットになってしまうのである程度の資金を用意するか、取引量自体を減らす必要があります。
30万円以下なら、ドル円なら1000通貨取引がオススメです。
少額でトレードに慣れてから徐々に取引量を増やしていくべきです。
資金が少ない状態で高レバレッジで取引すると、証拠金残高に気が行ってしまい、取引に集中できないので気を付けましょう。
息切れ、めまいが止まらない【失敗談 動画編】
+ サブプライムローンショック!900万円が11万円に…。
失敗した理由
プロでもないのに値動きの激しいポンド/円で取引をしてしまった
損切注文(ストップロス)を寝る前に設定しておかなかった
大きなポジションを持っていた(約800万通貨?)
損切注文を入れていなかったのが一番の問題です。
いくらまで損を許容できるか事前に決めておき、新規注文したら損切注文を必ず入れておくのが原則です。
大損した多くの人の場合は損切注文を入れておけば防げた失敗です。
FXの失敗① 損切注文をしていない!
ストップロス注文とは自分の予想と逆に相場が動いた時(設定した損切レートに到達した時点)に自動的に決済をする注文です。
「新規エントリー(新規注文)時に損切注文を出していない!」 FXで大損して1発退場する理由のほとんどがこれです。
損切注文(ストップロス)を新規注文時にしていないので、「寝て起きたらロスカットされていた」、「数日間放置していたら大損していた」 なんて失敗が多くのトレーダーが経験しています。
FXの本を読んで勉強をしていれば、損切注文の重要さは理解しているはずです。
大損する人の多くは、FXの勉強をあまりせず適当に取引している場合がほとんどです。
ポイント
新規注文をしたら損切り注文を入れておく!
いくらまで損をしていいのか決めておく。1日、週、月で許容損失額を決めておくことが重要です。
一般的に言われているのが、証拠金の2%が1日の許容損失額です。
FXの失敗② 無駄にトレードを繰り返す(ポジポジ病)
これ、一番ありがちで、タチの悪い失敗です。
無駄なトレードというのは、エントリーすべきでないタイミングでもエントリーしてしまう ことです。
一般的にポジポジ病 と言われていますが、「いつでもどんなときでもトレードしなければいけない」、または「トレードは取引回数をこなせば、より多く稼げる」などと、と勘違いしている人がよくやってしまうパターンです。
「エントリーする根拠」を明確にしよう
一度、自分のトレードを振り返ってみてください。
見出し
どんな時エントリーしていましたか?
自分がやりたいときだけ、エントリーしていませんか?
そのエントリーは、なぜそのタイミングでエントリーしましたか?
直感や値ごろ感だけでエントリーしていませんか?
当たり前のようにやってしまう上記のようなトレードは、FX初心者にありがちな稼げないトレード そのものです。
「FXで稼ぐにはたくさんトレードしなければ稼げない」と思ってしまう気持ちはわかりますが、それでは絶対に稼げません 。
まさに、FXトレードの失敗街道まっしぐらです。
「どんな時もエントリーすれば稼げる」「エントリーしなければ稼げない」という思い込みは捨てましょう。
見出し
エントリーするときは、エントリーした理由を誰にでも明確に説明できる根拠を持つこと
まずは、これをしっかり意識してトレードしてみてください。
もし思い当たる節があったら、一度トレードする手を止めて、自分のFXの仕方や考え方を見つめなおす時間を取ってみましょう。
宝くじの買わないと当たらないと一緒で、ついポジション持っちゃうんだよなぁ
ポジポジ病を克服 するには自動売買 (システムトレード)もおすすめですよ!詳しい記事はこちらです
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FXの自動売買で稼ぐ人が増えています。テレビや新聞で特集が組まれるがほど人気を集めていて、FXの経験者の44%が自動売買経験者というデータもあります。FX初心者でも利益を出しやすくて、大損をしにくい自動売買とは?実例をもとに解説します。
FXの失敗③ 他人の情報や予想だけで判断する
今はネットでFXに関する情報が簡単に手に入りますが、アナリストの予想や、億トレーダーが発信する情報などを聞いてしまうと、ついつい自分の相場分析に影響を与えてしまいます。
どこのサイトでは「今は買いだ!」と書いてあったから、ポジションを取ってみようだとか、他人の意見に左右されてポジションを持った経験はありませんか?
そして、そんな情報に振り回された結果、失敗したことはありませんか?
それらの情報はあくまで、その他人の意見に過ぎませんし、予想アプリや予想ソフトなども、ガチガチなテクニカル分析のデータのみでチャートの未来を予想しているに過ぎません。
自分なりの根拠を持って、FXの経験値を上げよう
しかし、為替相場は生き物。誰かの固定観念や、データだけで動いているわけではないので、どんなに有名なアナリストやトレーダーの予想も当たらないことは多々あります。
例え当たっていたとしても、それはあくまで他人の予想であり、自分なりの根拠がないトレードはあまり意味がありません。
人のふんどしで相撲を取るようなトレードをやっていては、自分の経験値は上がらずに、いずれ大負け を経験することになります。まさに負け相撲を取って失敗することになります。
各FXサイトから発信される情報は、参考程度に留めておきましょう。
目の前にあるチャートと向き合い、それを取り巻く環境をしっかり認識してトレードすることが大切 です。
他人の情報だけで稼げるほど、FXの世界は甘くありません 。
それをしっかり認識しておいてくださいね。
でも、人の意見が無いと不安だよ、どう動くかわかんないし
まずは相場観を身につけるために経済指標などの情報をチェックし、どう動くか自分で考えてみることが大切です
FXの失敗④ テクニカル分析だけに頼る
先ほどとは逆に、テクニカル分析だけに頼ったトレードも危険!FXで失敗する原因の1つです。
確かに「FXで稼ぐには、テクニカル分析の実力をより良くすればいい」と思うのは当然のことでしょう。
しかし、為替相場に100%という数字はありません。
多角的な視点から予想を立てよう
誰が見てもテクニカル的に良いエントリーポイントでも、予想しない動きをすることは多くあります。
テクニカル分析は大事ですが、過信しすぎると想定外の事態になったときに臨機応変に対応できません。
大きな損失を出してしまうことにも繋がりますので、多角的な視点からチャートを俯瞰 するようにしましょう。
初心者ほど様々なテクニカル分析を駆使したり、複雑な相場分析に挑戦したりと色々試したくなってしまいますが、複雑なテクニカル分析を使ったからといって失敗しないトレードに繋がるとは限りません。
データを過信し過ぎず、予想が外れた時は気持ちを切り替えて、相場分析をやり直すくらいの心構え でトレードに挑んでくださいね。
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FXの失敗⑤ ボラティリティー(価格変動)が小さいときにトレードする
FXはいつでも稼げるわけではありません。
どんなテクニカルを使おうとも、どんないいタイミングでも、稼げないときには稼げません。
そこには、テクニカルや常識的な考えを超えた、ある重要なタイミングがあるからです。
それはボラティリティー です。
ボラティリティーとは一般的に「価格変動の度合い 」を示しています
ボラティリティーが小さい(=価格変動が小さい)ときほど稼げないときはありません。
また、この価格変動が小さい相場のことを「波風が立たない海や湖」を比喩して、凪相場 ともいいます。
ボラティリティーが小さいのにポジションを持って、無理なトレードをするのは失敗の元です。
では、ボラティリティーが小さいときとは、どんなときなのでしょうか?
いくつか基本的な例を挙げてみました。
【時間帯】による低ボラティリティー時
一般的に昼間は東京時間、夕方からロンドン時間、夜中はニューヨーク時間と言われていますが、やはり中心となる国が変わることによってボラティリティーの大きさも変わってきます。
基本的に「東京時間は値動きが少なく、あまり値幅が望めない 」という考えが広まっており、相場が活発に動いてくるのはやはり夕方からのロンドン時間からと言えるでしょう。
専業トレーダーの中には、夕方からチャートをチェックし始め、夜中にかけて取引するという方も多いようです。
東京に比べ、ロンドン、そしてニューヨークのボラティリティーはかなり大きくなりますので、うまくやれば短時間で大きく利益を出す こともできます。
稼げないというより稼ぎづらいと表現したほうが的確ですね
ボラティリティーが小さいときはうまく利益が乗っても、それがどこまで続くのか、どれだけ伸ばすことができるのかがうまく判断できないことが多く、またその分損切りの判断も難しくなります。
値動きが小さいということは、相場の方向性が定まっていない状況が多く、方向性が見えないチャートを相手にしてもただの負け戦。
無駄なポジションを保有した結果、損切りが積み重なり、結果的には大きな損失へとつながっていくこともあります。
失敗しないためにも、ポジションを持たないという選択肢 を取るのも大切です。
もちろん、ボラティリティーが少ない相場を得意とする、スキャルピングの上手いトレーダーもいますが、基本的にはボラティリティーが少ないときは稼げない と認識しておきましょう。
無駄にトレードは駄目って分かったけど、どうやったらFXでうまく稼げるようになるのかな?
まずは一日の値動きを意識 し、時間帯 によってどんな違いがあるのか、一週間ごとの各値動きの違い などもよく観察してみてください
1日の値動きや傾向が理解できるようになれば、「どんな作戦でトレードしよう」とか、「今週のトレードは見送りだ」などと、あらかじめトレード戦略を立てることもできるようになります。
「勝つためにトレードする」ことも大事ですが、「失敗しないためにトレードをしない 」と判断することもときには必要です。
一日の中でも市場によって、あるいは時間によってボラティリティーの違いは確実にあります。
限られた時間でしかトレードできないサラリーマンや主婦でも、トレードに参加するのは値動きの良さを確認してからトレードするようにしましょう。
【時期・季節】による低ボラティリティー時
FX初心者には気づきにくい相場変動の特徴の一つで、これを知らずに失敗するトレーダーもいます。
実は、時期によっては動きやすい月や時期があります。
有名なところで「夏枯れ相場 」と呼ばれる時期があります。
夏枯れ相場とは、日本ではお盆休み、海外では夏季休業などが重なり、FX参加者が少なくなるために起こる低ボラティリティー現象 のこと。
一般的には8月上旬から9月までの間で、その時期になると毎年、「値動きが少ない日々」、や「全く動かない日々」が続きます。
こういうときにトレードしてしまうと、まったく稼げないと言っても過言ではありませんので、エントリーを考える際はくれぐれも注意してくださいね。
また年末に迎えるクリスマス週の低ボラティリティーも有名なところです。
海外はクリスマスのような大きなイベントでは休業することが多い為、この時も相場は閑散としていて稼げる余地がないと時期になります。
低ボラティリティー現象が起きやすい時期
8月上旬から9月までの間
クリスマスのような大きなイベント
しかし稼ぎにくい時期があるということは、稼ぎやすい時期ももちろんあります。
一概にこの時期だと断言はできませんが、よく言われるのが9月の円買い、12月のドル買い 、と呼ばれる時期です。
これは月足でみても、そういう傾向が強いのがわかると思います。
また大晦日は大納会ということもあって、大きく動きやすい傾向 になるようにも思えます。
特に大納会は、東京・ロンドン・ニューヨークともに、ほぼ毎年わかりやすい値動きをしてくれている気もしますので(あくまで私の主観ですが)、このように為替が大きく動く時期も意識してトレードしてみるといいと思います。
低ボラティリティー時のトレードと落とし穴
ただ低ボラティリティー時でも、100%稼げないことはありません。
それまで全く動かなかった相場が、あるタイミングで突然動きだすときがありますので、どうしても利益を取りにいきたい人は突然動くタイミングを見計らってトレードすることもできます。
しかしこの動きは一過性のものが多く、一通り気が済むまで動いたあとは、何事もなかったかのように、また動かない相場へと逆戻りします。
低ボラティリティー時に、うまく稼げるか稼がないかは、時々大きく動くタイミングを見抜けるか見抜けないか ということになります。
ただ、この見極め方を知らずにトレードすると、失敗は火を見るより明らかです。
見極めは意外に単純で、4時間足の押し目 や戻り売り通りに動く など、規則正しい動きをしていることが多いので、長い時間足で分析してみる と案外分かりやすいですよ。
ただ、このような値動きの少ない相場で一番注意しなくてはならないのが、トレンドが発生したのか、果たしてレンジなのか? ということです
おそらく、低ボラティリティーの時ならトレンドは出ないと思いますが、その後にいい押し目がきても、いい戻り売りタイミングになっても、ひとまず様子を見ることをオススメ します
値動きの少ない時の特徴として、たまに大きく値動きしたとしても、日足レベルでチャートを見たとき、十字のローソク足で終わる可能性が高い からです。
十字で終わるということは、どんなに大きく上がっても、その後は大きく下がり、そしてまたもとの位置に戻る・・・そんな値動きの一日です。
まるで値動きがなかったように、お澄まし気味で終値を迎える十字ローソク足は、トレーダーを散々振り回し損切りさせたあげく何事もなかったように居座る、忌々しいローソクの形だと覚えておきましょう!
低ボラティリティーの相場には一切手を出さず、様子を見るのが一番良いんだね!
方向性が見えないときは、無理せず様子見が一番、確実に勝てる相場にのって利益を上げるのがFXの基本ですよ
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FXの失敗パターンまとめ
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失敗パターンの改善策 については、こちらのページも参考にしてみてくださいね
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はじめてのFX【1分解説】初心者トレーダーの80%が失敗した理由は意外だった
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