FXは雇用統計を活用すべし！乗るしかない、このビッグウェーブに！

非農業部門雇用者数
予想：-万人	前回(2月)：-37.9万人

失業率
予想：-%	前回(2月)：6.2%

※次回発表予定日2021/4/2  22:30

こんな疑問を解消できる記事です

初めて雇用統計を利用してトレードをするあなたでも有意義な取引ができるようサポート致します。

※『すぐに、雇用統計中でもチャンスを逃さないFX会社を知りたい！』という方は、『約定力の高いFX口座』をクリックすると該当箇所に飛べます！

【前提】雇用統計とは？

雇用統計とは、アメリカ合衆国の労働省が毎月発表する経済指標の事です。

就業者数や労働時間、平均時給などの10以上の項目から構成されます。

多数ある経済指標の中でも、米国雇用統計の重要度は高く、ほとんどの通貨ペアに影響を与えます。

そのため、多くのFXトレーダーにとって雇用統計は注目の指標になるのです。

雇用統計は「なぜFXで重要？」

それは、「アメリカ」の「雇用」を示す指標だからです。

「雇用」というのは、景気状況に直結おり、以下のように判断されます。

また、世界経済の中心であるアメリカは、経済市場への影響力が非常に強い国家です。

アメリカ雇用統計に影響を受ける通貨ペア

「円」、「ユーロ」、「ポンド」は世界的に流通量の多い通貨なので、対ドルでは必ず影響が出ます。

豪ドルも、オーストラリアの最大の貿易輸出先のアメリカの景気は気になるところです。

米ドル/日本円（USD/JPY）

ユーロ/米ドル（EUR/USD）

英ポンド/米ドル（GBP/USD）

豪ドル/米ドル（AUD/USD）

雇用統計はいつ？発表日と時間

標準時間	毎月第1金曜日　日本時間午後10：30
サマータイム (3月第2日曜～11月第1日曜)	毎月第1金曜日　日本時間午後9：30

雇用統計の重要な指標

雇用統計には、10以上の項目の中があります。

中でも、市場に与える影響が大きい２つを紹介しますね。

逆にいうと、アメリカ雇用統計はこの2つだけを確認すればOKです！

重要な指標1：非農業部門雇用者数

「非農業部門雇用者数(NFP)」とは、農業以外の分野で働く労働者の増減を指す数値のことです。

先月に比べ、何万人増えたか、減ったかの数字で表されます。

金融・経済政策を直接左右する重要な指標なので、必ずチェックしておきましょう。

非農業部門雇用者数のポイント

アメリカは、景気の動向によって雇用が左右されやすいのが特徴です。

雇用の増減と景気は比例しており、それが毎月の非農業部門雇用者の増減で判断ができます。

またアメリカのGDP(国内総生産)のうち、約7割を個人消費が占めています。

つまり、個人の安定した収入はアメリカの経済を支える基盤となるのです。

この2つの面から、非農業部門雇用者数は重要と言えるのです。

重要な指標2：失業率

失業率は、アメリカの労働人口のうちの失業者の割合を表す数値です。

「失業率＝失業者÷労働力人口×100」で算出されます。

つまり、失業率が高ければ景気が悪く、低いほど景気が良くなると判断されます。

景気の動向が数字にはっきりあらわれます、実際の数字に表れるまでにタイムラグがあるため注意が必要です。

雇用統計の過去の結果

非農業部門雇用者数の推移

失業率の推移

雇用統計をいち早く確認する方法

雇用統計の結果をいち早く確認したい人は、アメリカ労働省労働統計局のHPを確認しましょう。

Googleクロームをお使いの方は、検索バーの右上にある翻訳マークを推すと、自動翻訳されますよ。

step
1上記リンク先で、「Employment Situation Summary（雇用状況サマリー）」をクリック

step
2冒頭の4行チェック！

オレンジ部分「Total nonfarm payroll employment」というのが非農業部門雇用者数で、engaged up という記載の後＋75,000と記されているので、前回より75,000人増加したことが分かりますね。

みどり部分「the unemployment rate」が失業率で、その後ろに「3.6 percent」と記されているので、失業率が3.6％だとわかります。

雇用統計の予想方法

予想値と結果に乖離があればあるほどサプライズと言われ、相場が大きく動く傾向があります。

雇用統計の結果は、様々な機関が予想値を出しています。

その中でも、世界的に一番有名なのがADP雇用統計です。

ADPの雇用統計

ADPとは、アメリカのオートマチック・データ・プロセッシング社の略称で、世界50ヵ国に展開する世界的企業です。

ADP社は世界最大の給与計算代行会社で、S＆Pやムーディーズといった格付け機関からも絶大な高評価を得ており、信頼性も十分ですね。

そんなADP社は2006年から、自社のクライアントデータを使用した雇用状況を毎月発表しています。

それがADP雇用統計です。

ADP雇用統計は、労働省の雇用統計よりも2日早い、第1水曜日に発表されるため、非農業部門雇用者数の先行指標として多くの投資家がチェックしています。

直近のADP雇用統計の予想値

※次回発表予定　2021年3月31日

とはいえ、ADPの予想が大きく外れることも珍しくはありませんので、信じすぎは禁物です。

ほとんどのFX会社が、経済指標の予想を掲載しているので、合わせて利用しましょうね。

雇用統計の予想にはFX会社の経済カレンダーを活用！

各FX会社が経済カレンダーやマーケット情報として公開している、経済指標の予想値も活用しましょう。

参照元 外為オンラインのマーケットカレンダーより抜粋

各FX会社が公開している予想値は、各金融機関や証券会社が出している予想の平均だそうです。（外為オンラインに電話して聞きました。）

ADP雇用統計の予想と合わせて確認すれば、社会全体の予想方向が見えてきますね。

重要なのは雇用統計だけじゃない！経済状況の集め方２つ

アメリカ雇用統計だけでなく、世界の経済状況を頭に入れておくことも重要です。

それを元に、雇用統計の結果を受けた経済市場の反応を推測することができるからですね。

世界の経済状況を集めるための2つのソースをご紹介します。

ソース1：ブルームバーグ日本語版

ブルームバーグは金融情報専門のメディアです。

国内外の為替・株のマーケット情報から要人発言まで、幅広く網羅しており、情報収集にはもってこいです。

Twitterアカウントもあるので、フォローしておきましょう！

Bloomberg公式サイトBloomberg Twitter

ソース2：ロイター

「ロイター通信」というワードは、皆さんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか？

こちらもアメリカに本社を置く国際的な大手情報企業です。

報道内容の信頼性は非常に高く、ロイターのTwitter投稿によって為替レートが変わることもあるほどです。

ロイター公式サイトロイターTwitter

雇用統計を活用したFXの勝ち方コツ２つ

雇用統計が、為替市場に大きな影響を与えることが分かりましたね。

では次は、雇用統計を利用したFXの勝ち方のコツを2つ紹介しますよ！

勝ち方のコツ1：発表前にエントリーをする！

エントリーは、発表前に済ませておきましょう！

なぜなら発表直後は、スプレッドが急激に拡大するからです。

事前に調査した予想から、どちらに動くか予測を立て発表前にエントリーしておきましょうね。

勝ち方のコツ2：発表後にエントリーするならシナリオを立てる

相場がどう動くか確認してからエントリーしたいのであれば、相場の動きにシナリオを立てましょう。

以下は、シナリオの例です。

プロのトレーダーは必ず、このシナリオを頭の中に持っており、自分のシナリオ通りに動いた場合のトレードと、シナリオが外れた場合のトレード方法を使い分けます。

シナリオ立ては豊富な経験と情報がないと難しいので、初心者には難しいトレード手法かもしれませんね。

FXで戦略的に雇用統計を活用する際の注意点２つ

ここで、雇用統計を利用したトレードをする際の注意点を確認しておきましょう。

注意点1：発表直後はスプレッドが広がる

先ほど、コツの紹介でもお伝えしましたが、発表直後はスプレッドが大きく拡大します。

なぜなら注目度の高い指標の発表後は、一方向へ注文がかたよってしまい、流動性が低下するからです。

そのため、矢野経済研究所の調査によると、各社5.0銭以上もスプレッドが開くことが分かっています。

これは普段の10倍以上広がりなので、安易なエントリーはしない方が良いでしょう。

注意2：約定率の高いFX口座を使用する

スプレッドの拡大もですが、約定率も重要です。

その理由は、指標発表後は注文が殺到するため、注文しても約定されない場合があるからです。

もし、相場が予想よりも逆方向に動いてしまったとき、損切注文が約定しなかったら焦りますよね？

約定力の高いFX口座を3社紹介しますね。

約定力が高い：FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは、相場変動が激しいときにスキャルピングをしたい人におすすめのFX会社です。

相場変動が激しい雇用統計のときでも思い通りの取引ができるのが最大の特徴です。

1,000通貨単位から取引ができるので、約4,000円の少額からスキャルピングができますよ。

約定率99.9％な上に低コストなみんなのFX

約定率99.9％という高さに加えて低コスト取引もできるのがみんなのFXです。

スプレッドも元々業界最狭水準なので、雇用統計時にも強いです。

1,000通貨(約4,000円)からの少額取引も可能なので、初心者にも扱いやすいですよ。

持っていて損は無い口座の一つです！

95％以上の約定率と信頼性を併せ持つ外貨ex byGMO

95％以上の約定率と信頼性を併せ持った外貨ex byGMOもおすすめですよ！

約定率の安定感はもちろんですが、運営しているのがGMOインターネットグループなので知名度信頼度は抜群ですよね！

外貨ex byGMOも1,000通貨からの少額取引に対応しており、初心者にもうってつけです。

スマホアプリも使いやすいと評判なので、試してみる価値ありですよ！

FXを雇用統計でもっと楽しむ方法

雇用統計は、FX業界では月に一度のビッグイベントです。

雇用統計前後で情報収集に良く利用するのはTwitterですが、雇用統計の時はYouTubeの生配信も見ています。

最近よく見ているのはFXプライムbyGMOが提供している夜トレです。

ゲストの億トレーダーが、実際の取引の様子や手法を見せてくれるのは勉強になります。

また、プロの経済アナリストが、経済ニュースと為替の関係性をわかりやすく解説してくれるのもオススメですよ！

FXは雇用統計後の値動きを上手くつかんで一攫千金を狙おう！

上記で紹介した、「雇用統計の重要性と、勝ち方のコツ」を知ることで、今後は雇用統計を利用したトレードで利益を狙うことが出来るようになりますよ！

最後にもう一度、記事の内容をおさらいしておきましょう。

雇用統計前後は、値動き予測が難しいの慣れるまでは大変です！

でもその分、予測がピタリと当たった時のメリットは絶大なので、ぜひ活用してみましょう！